本日付け。とらふすクラシック・90。
新年!宮殿祝賀コンサート
毎年1月1日に開催される、クラシックで最も華やかといわれるウィーンの楽友協会黄金ホールでのウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサート。今年は、初登場のドイツ正統派の指揮者・ティーレマンの熱演ぶりが、日本のお茶の間にも衛星中継され、お正月の音楽ファンを楽しませてくれました。
ウィーンの新年、ウィーン・ホーフブルグ宮殿では、「ル・グラン・バル(大舞踏会)」が始まります。この舞踏会を皮切りに、3月初旬までウィーン市内で開かれる数々の舞踏会。厳しい冬の寒さですが、宮殿の中は暖かい空気と和やかな雰囲気に包まれる。そんなウィーン情緒たっぷりの演奏会、ウィンナー・ワルツ・オーケストラの「NEW YEAR 2019 宮殿祝賀コンサート」が、11日(金)18時30分から、和歌山県民文化会館で行われます。
ウィンナー・ワルツ・オーケストラは、来日20周年を迎えています。日本各地でコンサートツアーを重ね、和歌山には、2014年以来、5年ぶりとなります。かくも永く人気を保てるのは、新年の華やかさとウィンナー・ワルツのリズムが醸しだす高揚感が、日本の皆さんにぴったりだったのでしょう!そしてイタリアの指揮者、サンドロ・クトゥレーロのとりわけ、明るい、楽しい演奏スタイルが、新年らしさに華を添えます。彼が率いるオーケストラは約25名。弦・木管・金管・打楽器の構成に、曲によってバレエ・ダンサー、歌い手が登場し、楽しい踊りと美しい歌声で会場を盛り上げ、ウィンナー・ワルツをより楽しませて
くれる演出がなされています。
プログラムは、「美しく青きドナウ」「皇帝円舞曲」「春の声」「雷鳴と稲妻」など、シュトラウスのワルツやポルカが予定され、踊りだしたくなるような演奏会です。全席指定の6000円、当日チケットもあるそうですから、是非、ウィーン気分を満喫してください。問合せ:和歌山県民文化会館 073-436-1331