とらふすクラシック・２３９
認証３０周年記念コンサート
ピアノの調べに感謝をこめて
国際ソロプチミストは、国連の諮問機関でもあり、世界最大の女性奉仕団体です。国際ソロプチミスト和歌山紀ノ川は、本年３月に認証３０周年を迎えます。その記念事業の一環として、和歌山市の新たな文化・芸術の拠点としてオープンした和歌山城ホール・エントランスロビーに、グランドピアノを寄贈されました。そのピアノ開きにあたる、認証３０周年記念コンサート「ピアノの調べに感謝をこめて」が、和歌山城ホール小ホールで開催されます。クラシック音楽には、最適といわれる舞台形式の小ホールですが、開館以来始めての本格的なクラシックコンサートとなり、とても楽しみです。
演奏は宮下直子さんです。宮下さんは。和歌山市在住のピアニスト。東京藝術大学卒業。在学中に安宅賞受賞。８３～８８年ロンドンに留学し、マリア・クルチョ女史に師事。在英中オックスフォード大学ジャパニーズ・ソサエティに招聘されリサイタル他、英国各地にて演奏。帰国後、国内各地でリサイタル、オーケストラとの協演を重ね、室内楽、オーケストラの鍵盤楽器演奏等、NHK―FM等にも出演、多彩な活動を続けている。現在、相愛高等学校、相愛大学、京都市立芸術大学・同大学院講師。和歌山県文化奨励賞、和歌山市文化奨励賞受賞。2021年度文部科学大臣表彰地域文化功労賞受賞。2019年より「きのくに音楽祭」プロデューサー。
プログラムは、オール・シューベルトです。「８つの感傷的なワルツ」、ピアノソナタ「幻想」第１楽章、リスト編曲の「菩提樹」、即興曲集作品１４２。演奏会当日が、シューベルトの誕生日ということもあって、新しい和歌山城ホールに、ウィ－ンの香りが漂いそうです。
「ピアノの調べに感謝をこめて」コンサートは、１月３１日（月）１４時～、和歌山城ホール小ホール。コロナ対策を徹底しながら行なわれます。入場は無料、整理券が要ります。申込み問合せは、０９０－８７５５－１７４３、０８０－１４２７－３６９９まで
