縷々のつぶやき

昭和11年創業!岩喜蓄音機店の3代目店主。現在は、LURU MUSICとして、CDショップ、音楽ホール、音楽制作、音楽イベントなどの企画運営を通じて、地域から世界を楽しくすることを日々楽しんでいます。旧:演歌商店のつぶやき。

井澤章典のわかりやすいうた ~おっきいのんとちっちゃいのんとほっそいのん vol.3~

わかやま新報 
とらふすクラシック・360。
井澤章典のわかりやすいうた
~おっきいのんとちっちゃいのんとほっそいのん vol.3~
       テノール歌手 井澤 章典

今回の「わかりやすいうた」は特別編、「おっきいのんとちっちゃいのんとほっそいのん」だ。どうしてもこのタイトルでやりたいと思うぐらいの見た目なのだ。私はテノールとしてはかなり大きく、184cm140kgある。身長と体重を足した数値では多分日本最大のテノールだろう。そして清水俊徳くんは160そこそこ。しかし音楽はとても大きい。私は彼の歌に魅了され、惚れ込んでいる。彼の歌を聴いてもらうことも私のライフワークとなりつつある。どんどん連れ回して歌ってもらおうと思っている。彼はオーストリアのウィーンに5年ほど居住し、アルノルトシェーンベルク合唱団に所属するなど、留学に留まらず、活躍までした実力だ。そしてピアノは河内仁志君。彼は第75回日本音楽コンクールピアノ部門第一位のとてつもないピアニストだ。

彼ら二人は京都市立芸術大学の同級生なので、年季が入ったコンビ。旧い仲間だからこそ成り立つような伴奏合わせをする姿を見て、微笑ましく思っている。河内君のとてつもない技術も発揮してもらうべく、ピアノソロも用意して、LURU hallのSteinwayの能力を余すことなく発揮させてもらうつもりだ。そして細い。身長は170半ばほどで、きっと60kgないんじゃないかってぐらい細い。少女漫画に出てきそう。そんな三人でお送りする「おっきいのんとちっちゃいのんとほっそいのん」だが、演奏は必ず納得してもらえるクオリティを保証する。清水君の流麗なドイツリート。河内君の手にバネか何か入ってるんじゃないかと疑うほどのテクニック。私はいつもの日本のうたを。今回は木下牧子さんが新作の歌曲を出版されたので、せっかくなのでそれを取り上げようと思っている。

この演奏会は、8月4日(日)午後2時から、会場は狐島のLURU HALL。会場チケットは、5000円(1ソフトドリンク付)配信は、3000円です。問合せは、同ホール(073-457-1011)まで

プロフィール 井澤 章典
大阪芸術大学芸術学部演奏学科声楽コース卒業。声楽部門首席。神戸市混声合唱団団員。D&DEPARTMENT LABEL所属。

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