和歌山県立図書館 ジュニア・アンサンブル発表会
わかやま新報
とらふすクラシック・394
和歌山県立図書館
ジュニア・アンサンブル発表会
「一流」と「音楽の喜び」を体験するジュニア・アンサンブル発表会が、3月15日(日)午後5時から、和歌山県立図書館メディアアートホールで開催されます。2015年に同館で行われた東京藝術大学音楽学部 「早期教育プロジェクト2015 in 和歌山」を機に、県下の優れた才能を発見、開花させ、夢の実現に繋げることを目的にはじまりました。
第7回目となる今回は、昨秋の公募募集からスタート。1月に、ヴァイオリンの澤亜樹さんによるレッスン、2月には、チェロの林裕さんによるレッスン、そして3月には、代表講師のヴァイオリンの澤和樹さんのレッスンを経て、子供たちの成長していくアンサンブルが発表されます。
このプログラムの見所のひとつは、レッスンがすべて公開されて行われることです。3月14日(金)午後2時から午後6時30分までと15日(土)午前10時30分から午後2時30分までの最終の2回のレッスンは、澤さんと同じく代表講師を務めるピアノの宮下直子さんとで行われます。澤和樹さんの熱心な指導ぶりに、子供たちの音が変わっていくのを、目の当たりにできるかもしれません。両日ともレッスンの聴講は、無料で出入りも自由、気軽に参加できます。
しかしながら、なんとっても、ご覧いただきたいのは子供たちの発表会です。今回の参加者は、中井理菜さん(クラリネット)、福島愛音さん、濱野心さん(ヴァイオリン)、有馬陽子さん、西哲児さん(チェロ)、岩見虹花さん、三木麗結さん(ピアノ)。そして、プログラムは、モーツァルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト長調K301、ベートーヴェン:クラリネット、チェロ、ピアノのための三重奏曲「町の歌」第2,3楽章、グリエール:8つの小品等です。
発表会には、ヴァイオリンの澤和樹さんとピアノの宮下直子さんによる講師演奏、モーツァルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 変ロ長調K454も行われます。この機会に、ぜひ県立図書館メディアアートホールへお運びください。