とらふすクラシック・２８３
配信公演 おうちで本気のクリスマスソングを！
昨冬も大好評だった、井澤章典さんのわかりやすい世界のうた 番外編～おうちで本気のクリスマスソングを！2022～、事前収録型の配信公演が先週の８日から始まっています。今年は、昨年よりも好調な滑り出しのようで、この企画を立ち上げた井澤さんの得意満面な笑顔が目に浮かびます。
大阪に住むテノールの井澤さんは、ＬＵＲＵＨＡＬＬがオープンしてから、年に２～３回の公演を継続して行なっています。ともかく、むずかしくない＝わかりやすい演奏会を心がけ、毎回のテーマやゲストを選んで、日本や世界の歌たちを紹介しています。
その井澤さんが、コロナ禍にあってもクリスマスを歌で楽しもうと考えたのは、“ホームパーティーで楽しむ声楽家の本気のクリスマスソング！”ゲストにバリトンの池田真己さんを迎え、ピアノの酒井美生穗さんと共に繰り出す歌は、３１曲２時間に及びます。その２時間はあっという間に、過ぎていきます。そして、期間内はアーカイブを繰り返して何回もみることができるのです。
収録曲は、文部省唱歌「冬景色」や、♪雪の降る夜は楽しいペチカ～「 ペィチカ」（作詞：北原白秋、作曲：山田耕筰）、「銀河鉄道の夜」にも登場する「星めぐりの歌」（作詞・作曲：宮沢賢治）。アンパンマンで知られるやなせたかしさんの「誰かがちいさなベルをおす」（作詞：やなせたかし、作曲：木下牧子）など多彩です。
もちろん、「ホワイトクリスマス」、「ザ・クリスマス・ソング」「きよしこの夜」など定番曲もたっぷり。二重奏で歌う「牧人ひつじを」「諸人こぞりて」も印象的。竹内まりやさんの「すてきなホリデイ」やBEGINさんの「Blue Snow」など、日本のポップスの佳曲も輝いています。
この配信公演は、１２月３１日（土）２１：００(ご視聴は２３：５９まで可)まで、チケットは２５００円。申し込みは、http://luru.jp/hall/archives/event/20221208aまで
