とらふすクラシック・２６７
井澤章典の わかりやすい世界のうた
～夏、そしてドイツ～
７月２８日付けの本コラムで紹介させていただいた。８月７日「井澤章典の わかりやすいうた番外編～おっきいのんとちっちゃいのんとほっそいのん～」は、出演者の体調不良により、来年の１月８日（日）に延期となってしまいました。楽しみにお待ちいただいた皆様には、大変申し訳なく残念でしたが、とても面白い企画でしたので、来年を楽しみにお待ちください。
そのコラムには、「わかりやすいうた」を主宰するテノール歌手・井澤章典さん。この夏に、楽しいステージを二つ行ないますと書きました。ひとつは、この延期になった番外編。もう一つは、定番の「井澤章典の わかりやすい世界のうた～夏、そしてドイツ～」です。ドイツ歌曲を中心に活動されているテノールの清水俊徳さんと井澤さん、二人のテノール歌手が、夏のドイツと世界を歌い巡る旅を繰り広げます。清水さんは、ウィーン国立音楽大学研究課程リート・オラトリオ科卒業。卒業後は、多くのオペラ公演や演奏会に出演し、現在は、歌曲王・シューベルトの日本シューベルト協会会員です。ドイツの歌とお話は大いに盛り上がることでしょう。
プログラムの一部を紹介します。ドイツものは、シューベルト 「漁師の歌」、歌曲集”白鳥の歌”の「愛の使い」、ヴォルフ 「一枚の古い絵に」、マーラー「夏の交代」など、世界のうたは、ラトビア民謡「風よ、そよげ」、キングズ・シンガーズの「スウィミング・オーヴァー・ロンドン」、日本の夏にははずせない「海ゆかば」、「一本の鉛筆」など、夏らしい歌や涼しげな水に関する歌が並びます。ピアノ伴奏は伊原敏行さんです。
この演奏会は、８月２８日（日）１４時から、和歌山市狐島のＬＵＲＵ ＨＡＬＬで行なわれます。参加は、５０００円（１ソフトドリンク付）、申し込みは同ホール（073-457-1022、11時～18時、水木曜定休）。配信は、３０００円（１週間アーカイブ付）高音質ハイレゾ×バイノーラル配信で行なわれます。
