縷々のつぶやき

昭和11年創業!岩喜蓄音機店の3代目店主。現在は、LURU MUSICとして、CDショップ、音楽ホール、音楽制作、音楽イベントなどの企画運営を通じて、地域から世界を楽しくすることを日々楽しんでいます。旧:演歌商店のつぶやき。

第2回まちかどコンサート 〜おとぎの国への招待状〜

わかやま新報
とらふすクラシック・334。
第2回まちかどコンサート
  〜おとぎの国への招待状〜
   一般社団法人和歌山フィルハーモニー管弦楽団
             理事・事務局長 小西 基
和歌山フィルハーモニー管弦楽団は、まもなく創立2周年を迎えます。これまでに主催した2回のファミリーコンサート、1回のまちかどコンサートでは大変多くのお客様と楽しい音楽の時間を過ごすことができました。そして5月と9月には依頼公演のお話も頂きました。これからも皆様に愛されるオーケストラを目指して活動を続けていきます。

さて来年、2024年1月8日(日)午後2時より、和歌山城ホール展示室にて、第2回まちかどコンサート〜おとぎの国への招待状〜を開催します。本公演も0歳のお子さまからご入場頂く事ができ、クラシック音楽に馴染みのないお客様にも、本格的な室内楽に触れて頂けるようにいくつかの演出を準備しています。

歌劇「ヘンゼルとグレーテル」では、絵本を投影し、木管五重奏による演奏に加えて、紀の川市出身のメゾソプラノ歌手・阪上真知子氏の独唱とおはなし付きで上演します。さらに工作ワークショップで制作した自分だけの楽器を使ってお客様を物語の中にお誘いします。

公演の脚本は、和歌山フィルハーモニー管弦楽団フルート奏者で、令和5年度橋本市文化功労賞を受賞された森本英希氏が担当。こどもから大人まで、会場を夢中にする森本氏の脚本は、第1回まちかどコンサートでも大変好評でした。ぜひ小さなお子さまもご家族と一緒にお楽しみ頂けたらと思っています。お一人でも、ご家族でも、グループでもお越しください。

和歌山フィルは、未来を担う子どもたちに最高の音楽経験を提供すること、和歌山の若手音楽家に成長と活躍の場をともに創造すること、クラシック音楽の魅力を和歌山県内に発信することを目的に活動を行っています。来年8月にはシンフォニックコンサート#me timeとして、新しい企画がスタートします。また若手音楽家との共演の機会も計画しています。来年も和歌山フィルの活動にご期待頂き、ホールへ足をお運び下さいますと幸いです。
問合せ:wakayamaphil@gmail.com

プロフィール
神奈川県出身。’09年東北大学大学院工学研究科博士課程前期修了。同年和歌山市内企業へ就職。和歌山市交響楽団での演奏活動を経て、ensemble*familiar*代表。劇団と舞台共同制作など精力的に活動。