縷々のつぶやき

昭和11年創業!岩喜蓄音機店の3代目店主。現在は、LURU MUSICとして、CDショップ、音楽ホール、音楽制作、音楽イベントなどの企画運営を通じて、地域から世界を楽しくすることを日々楽しんでいます。旧:演歌商店のつぶやき。

辻井伸行日本ツアー 2021 《ロマン派》

とらふすクラシック・188。
  辻井伸行日本ツアー 2021 《ロマン派》
新年あけましておめでとうございます。元旦恒例のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ニューイヤーコンサート、2021年はリッカルド・ムーティの指揮で行われ、無観客のウィーン楽友協会から世界中に衛星中継されました。なんとなく違和感を覚えながらも、お決まりのラデッキー行進曲では、テレビの前から手拍手をあわせた方も多かったのではないでしょうか。

年明け早々、人気のピアニスト・辻井伸行さんの和歌山公演が発表されました。辻井伸行日本ツアー 2021 《ロマン派》です。辻井さんは、昨年のコロナ禍の中、5月にYOUTUBEで、松任谷由実さんの「春よ、来い」を公開、230万回を越す視聴回数を重ね、さらに12月には、山下達郎さんの「クリスマス・イブ」を公開するなど、コロナウィルスが早く終息しますようにと、 POPな名曲にも想いを込めた演奏を重ねています。また、昨年6月には有料オンライン・コンサートを4週連続で開催、クラシックでは異例といえる多くの視聴者数で話題となりました。

今回は、途中休憩なしの約1時間のコンサート。プログラムは、シューマン作曲「蝶々」「子供の情景 <全13曲>」、リスト作曲「リゴレットパラフレーズ」「愛の夢第3番」「メフィスト・ワルツ 第1番」です。「トロイメライ」を含む「子供の情景」では、辻井さん独特の優しさと美しさ溢れ、「メフィスト・ワルツ 第1番」では、超絶技巧の数々に圧倒されるに違いありません。ロマン派を代表するシューマンとリスト。互いに影響を与え、時には火花を散らした二人の作曲家に浸れるリサイタルです。

本公演は、3月5日(金)午後7時から、和歌山県民文化会館大ホール。チケットは、S席7700円、A席6600円、B席5500円。優先予約は1月18日(月)あさ10時から、けんぶん友の会(073-436-1331)とABCぴあ(WEB)。一般発売は1月18日(月)あさ10時からです。