「市響創団50周年」&「江田司和歌山市文化功労賞受賞」W記念定期演奏会に北島佳奈を迎えて
とらふすクラシック・356。
「市響創団50周年」&「江田司和歌山市文化功労賞受賞」
W記念定期演奏会に北島佳奈を迎えて
和歌山市交響楽団(以下市響)の第57回定期演奏会が和歌山城ホール大ホールにて行われます。今回の演奏会は「市響創団50周年記念」と当団指揮者「江田司和歌山市文化功労賞受賞記念」のW記念演奏会です。演奏曲目は「ドヴォルザーク:交響曲第8番」「ハチャトゥリアン:組曲仮面舞踏会」、そしてソリストに北島佳奈さんをお迎えして「チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲」。
市響は昭和49年1月和歌山市の委託事業団体として発足。今年で創団50年になります。指揮者江田司は創団と同時にチェロ奏者として参加。翌年から指揮者に就任して以降49年間、音楽教諭として教鞭をとりつつ市響でタクトを振り続けてきました。昨年その永年の指揮活動に対し「令和5年度和歌山市文化功労賞」を受賞致しました。これもひとえに市響関係者の皆様、アマオケの演奏に耳を傾け熱い拍手を送って頂いたお客様のお蔭と深く感謝申し上げます。
北島さんと市響のご縁は長く、平成21年にメンデルスゾーンで初共演、令和3年「国民文化祭」ではコンミスも務めて頂きました。北島さんのお話によりますと、雑賀小学校5年生の時、同校音楽教諭だった江田先生の授業で「先生のチェロと私のバイオリンで一緒に演奏した」そうです。本当の初共演は小学生だったのですね。また北島さんは令和4年に「和歌山キッズオーケストラ」を創設、幼稚園児~高校1年生までの子供21名が所属し、現在各方面からの演奏依頼に応えて精力的に演奏活動を行っています。演奏会当日は七夕の日。「近い将来キ ッズオケの子供達と市響が一緒に演奏できますように!」と短冊に書いて織姫様にお願いしてみようかな。
演奏会は7月7日(日)午後1時30分開演。入場料1500円(学生500円)※未就学児無料/お子様連れ大歓迎!チケットは、会場の和歌山城ホール(073-432-1212)で取り扱い中。詳しくはQRコードをご覧ください。
髙橋巧二
和歌山大学在学中に和大交響楽団と和歌山市交響楽団に在籍。現在、和歌山市交響楽団理事、関西トランペット協会会員、アマチュアトランペット奏者