縷々のつぶやき

昭和11年創業!岩喜蓄音機店の3代目店主。現在は、LURU MUSICとして、CDショップ、音楽ホール、音楽制作、音楽イベントなどの企画運営を通じて、地域から世界を楽しくすることを日々楽しんでいます。旧:演歌商店のつぶやき。

和歌山県が贈る ほんもののヴァイオリン体験

とらふすクラシック・321。

和歌山県が贈る
ほんもののヴァイオリン体験

和歌山県が贈るほんもののヴァイオリン体験」が和歌山県文化振興事業として開催されます。この事業は、文化で元気な地域づくりを目指し、楽器や音楽への興味や関心を育て、普段触れることのすない楽器演奏を体験し、あらたな文化活動への参加を促すものです。

昨年5月に続き、第2回目の開催となる今回は、大変好評で、参加募集はすでに定員に達し、キャンセル待ちという状況です。初めての方も、経験者の方も、勉強中の方も、どなたでも気軽に参加でき、年齢も5歳~大人まで、しかも楽器まで貸し出してくれるのですから、人気の理由もよくわかります。

講師は、吉岡克典さんと伊藤瑳紀さん。お二人とも、大阪交響楽団ヴァイオリニストとして活躍する「ほんもの」のヴァイオリニスト。初めての方の音出しから、最後は20名全員での合奏まで、約1時間の体験演奏。県民文化会館大ホールのステージからみる景色も、記憶に残るに違いありません。

吉岡さんの興味深いインタヴュー記事が、楽団のホームページに、掲載されています。「— ヴァイオリンはいつから始めましたかー 3歳になる前でしたが、実はヴァイオリンには興味がなくて、小中学校はずっとサッカーをやっていました。高校へ行く時に、ヴァイオリンをやるなら音楽科があると言われ、初めて将来のことを考えます。弾いたら、ほめられるのは嬉しかったし、巧けりゃなんとでもなる。それでも、高校に入ったら、井の中の蛙でした。」https://sym.jp/pages/327/r_id=127/b_id=783/detail=1/#block783-127