とらふすクラシック・２１９
歌曲コンサート！配信予約が好調な理由
テノール歌手・井澤章典さんが主宰する歌曲コンサート「わかりやすいうた 番外編～暑いですが音楽の時間です～」の配信予約が好調で、クラシックではかってない広がりをみせています。井澤さんたちは大阪や神戸、京都を中心に活動されており、LURUHALLができる頃、井澤さんの演奏会を大阪で聞き、あまりにも楽しく面白く、３時間があっという間だったことから、和歌山での連続演奏会をお願いしたのでした。それから約５年で１０回目を迎えます。
今回は、元々有観客＋配信で開催の予定でしたが、京阪神の感染状況から無観客の配信に変更されました。集客が難しいとされる有料配信で好調なのは何故なのか？井澤さんに理由を聞いてみました。一般的に配信のPRはネット上が中心となります。とりわけ出演者のフェイスブックなどSNSでの発信が重要とされています。ところが、今回は出演者自らのSNS発信は禁止したそうです。そのかわりに聞いてほしい方に、しっかり丁寧に、直接のメッセージを届けるようにしたところ、多くの共感を得ることができたそうです。
ステージも、新しい試みが。タイトルのように夏の歌を中心にセレクト。酒井美生穗さんは、ピアノ伴奏はもちろんソロ演奏も行い、歌手陣は井澤さん、バリトンの池田真己さんに加え、ドイツから還ったばかりの若手テノールをシークレットゲストに迎えます。極めつけは、時節柄、重唱などできないので、木下牧子さんの合唱曲をソロ編曲し日本初披露するなど盛りだくさんです。こうしたのコンサートの楽しさを、出演者みずから伝えることにより、配信で応援、歌を楽しんでいただく方が増えたのだそうです。
このコンサートは８月２９日（日）１４時から、ライブと一週間のアーカイブ視聴ができます。配信チケットは３０００円のところ２４００円（GoToイベント適応20%割引）申込はhttps://luruhall.zaiko.io/e/20210829A
