縷々のつぶやき

昭和11年創業!岩喜蓄音機店の3代目店主。現在は、LURU MUSICとして、CDショップ、音楽ホール、音楽制作、音楽イベントなどの企画運営を通じて、地域から世界を楽しくすることを日々楽しんでいます。旧:演歌商店のつぶやき。

菊池洋子ピアノリサイタル ~ホール音響改修こけら落とし

とらふすクラシック・202
菊池洋子ピアノリサイタル
~ホール音響改修こけら落とし
音響改修等の工事で、しばらくお休みしていた、和歌山県立図書館2Fメディア・アート・ホールのMah!ライブラリー室内楽定期演奏会 Vol.32が、ホール音響改修こけら落とし公演「菊池洋子ピアノリサイタル」として、開催されます。

菊池洋子さんは、前橋市生まれ。桐朋学園女子高等学校音楽科卒業後、イタリアのイモラ音楽院に留学、2002年第8回モーツァルト国際コンクールにおいて日本人として初めて優勝、その後、ザルツブルク音楽祭に出演するなど国内外で活動を展開、いまや実力・人気ともに日本を代表するピアニストの一人といえます。

2009、2018~19年にモーツァルトのピアノ・ソナタ全曲をフォルテピアノとモダンピアノを用いて演奏する取り組みが印象的です。また、国内外のオーケストラとの共演をはじめ、バレエとのコラボレーション公演にも出演。CD録音も2005年「モーツァルト・アルバム」でデビューし、第18回ミュージック・ペンクラブ音楽賞クラシック部門録音・録画作品(日本人アーティスト)賞を受賞するなど、多くのアルバムを残しています。

今回のプログラムは、人気のモーツァルトから始まります。まず、ピアノソナタ 第11番 イ長調 K. 331「トルコ行進曲付き」、そして、幻想曲 ニ短調 K. 397、キラキラ星変奏曲 ハ長調 K. 265と続きます。後半は、ワーグナー/リストの「イゾルデの愛の死」、シューマンの「トロイメライ」、シューベルト即興曲から、op.90-2とop.90-3、リストの「愛の夢」、ショパンの「アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ」です。お子さまからマニアまで、しっかり楽しめる名曲たちです。

前売チケットは、3000円(当日4000円)限定150席。問合は、県立図書館文化情報センター(073-436-9530)へ、WEBはhttps://musicmart.zaiko.io/e/20210523Mah