縷々のつぶやき

昭和11年創業!岩喜蓄音機店の3代目店主。現在は、LURU MUSICとして、CDショップ、音楽ホール、音楽制作、音楽イベントなどの企画運営を通じて、地域から世界を楽しくすることを日々楽しんでいます。旧:演歌商店のつぶやき。

あなたの生活や人生を 音楽というアートで豊かにしたい。

本日付け、わかやま新報、とらふすクラシック・126。

あなたの生活や人生を
音楽というアートで豊かにしたい。
和歌山で初めてのクラシック音楽祭・きのくに音楽祭2019が、いよいよ来週開幕されます。宵宮、初日、中日、千秋楽と4日間にわたり、17の音楽イベントが行われます。和歌山県立図書館メディア・アート・ホールや和歌の浦アート・キューブのコンサートは、すでにソールドアウトのものもありますが、まだまだ間にあうコンサートや、誰もが参加できる無料イベントが6つも用意されていますので、HP(http://kinokuni-fes.com/)をチェックし、少しでも多くの方に、きのくに音楽祭を楽しんでいただきたいと思います。「あなたの生活や人生を音楽というアートで豊かにしたい。」これが、きのくに音楽祭がめざすものだからです。

きのくに音楽祭のTOP切って、宵宮の3日(金)18時から、和歌山の玄関口、JR和歌山駅近鉄百貨店和歌山店前で、観覧無料の宵祭ミニライブが行われます。このミニライヴには、和歌山が世界に誇る「和歌山児童合唱団」の50人子供たちが、清らかでエネルギーあふれる歌声で、これから始まる3日間のきのくに音楽祭を予告し、お客様をお迎えします。この音楽祭のために、山路敦司さんが作曲された「きのくに音楽祭のテーマ」の世界初演をはじめ、踊りたくなる楽しい歌や、心が癒やされる歌、元気が湧く歌、和歌山のわらべ歌を素材にした、信長貴富さん作曲「夕焼け小焼け」などが披露されます。

「きのくに音楽祭のテーマ」を作曲された山路敦司さんは、和歌山市出身。東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了。作曲家・武満徹の映画音楽とポピュラー音楽に関する研究で京都市立芸術大学にて博士号を取得。現代音楽やコンピュータ音楽の作曲家として世界的に活動、映画音楽やCM音楽、またゲームやポピュラーの音楽に至るまで幅広い作品を手掛けています。「きのくに音楽祭のテーマ」は音楽祭では、いろなん編成や編曲で演奏されますので、聴き比べもまた楽しくなります。