縷々のつぶやき

昭和11年創業!岩喜蓄音機店の3代目店主。現在は、LURU MUSICとして、CDショップ、音楽ホール、音楽制作、音楽イベントなどの企画運営を通じて、地域から世界を楽しくすることを日々楽しんでいます。旧:演歌商店のつぶやき。

創刊!CLASSIC WAKAYAMA

本日付け、わかやま新報、とらふすクラシック・109。
 創刊!CLASSIC WAKAYAMA
クラシックコンサートの小冊子”CLASSIC WAKAYAMA”が創刊されました。Mah!和歌山県立図書館(メディア・アート・ホール)、緑風舎音楽ホール、LURU HALLの3つのスタインウェイ・ピアノを持つホールで開催される魅力あるコンサートの情報が、お洒落なフリーペーパーとなって配布されています。

表紙を飾るのは、国内外で最も注目されている若手ヴァイオリニストのひとり郷古 廉さん。1682年製ストラディヴァリを弾くこの表紙は大変好評のようです。郷古さんは、12月14日、緑風舎で演奏会を行ないます。このように、創刊号には、この5月から年内いっぱいのコンサートが、開催日順に並んでいます。ピアノやヴァイオリンはもちろん、フルート、チェロやチェンバロ、箏と尺八、日本語のテノールなど、様様の楽器たち、演奏家たちが、この和歌山にやってくるととても楽しく眺めてしまいます。

Mah!和歌山県立図書館には、9月6日、世界最高峰のオーケストラ、ウィーン・フィルから、主席フルート奏者、ワルター・アウアーさんがやってきます。一昨年のコンサートマスターのライナー・ホーネック(ヴァイオリン)さん、昨年のクラリネット奏者ぼダニエル・オッテンザマーさんに次いで3年連続して、同楽団から主席演奏者の来和コンサートが開かれます。また11月20日、澤和樹さん(ヴィオラ)がヨーロッパからのヘンシェル弦楽四重奏団と共演されるなど国際色豊かな和歌山のクラシック・シーンも感じていただけます。

33席のLURUHALL、80席の緑風舎音楽ホール、300席のMah!と、異なる空間に相応しい音楽たちが流れていきます。そういう響きすら感じさせるこのCLASSIC WAKAYAMAは、少し小ぶりなA5サイス。市内各所で、目に留まったら、是非お持ち帰りください。