とらふすクラシック・１０４。
日本とノルウェーの伝統音楽を
融合させた書下ろし曲の世界初演！
「ノルウェーには活気あふれる豊かな芸術文化があります。そしていつの時代も多くの芸術家が海外からインスピレーションを受けてきました。」駐日ノルウェー大使館の芸術・文化欄サイトはこういう書き出しからはじまっています。作曲家・グリークの国として、クラシックファンに馴染みのあるノルウェーは、近年、芸術・文化の国際的な活動を通して、革新的な国として関心が高まっています。
今回ノルウェー文化基金補助事業として、音楽を通じた多文化交流～日本とノルウェーのアンサンブルによる、ノルウェーの新進作曲家カーステン・ブラスタッドとカーリ・ビアテ・タンベルクの日本とノルウェーの伝統音楽を融合させた書下ろし曲の世界初演ツアーと両国の
伝統音楽の紹介するコンサートが和歌山でも開催されます。
ノルウェー国立音楽大学で学んだ二人の作曲家は、共に委託作品も多く、奨励金やコンテストで数多く受賞を重ねています。今回のツアーでは、ノルウェーから、マイケン・マティセン・スカウ（フルート）、トロン・スカウ（ピアノ）、カナダからサラ・ページ（ハープ）の海外組演奏家と、日本からは、岩崎千恵子さん（箏）と岩崎邦童(尺八)さんの邦楽演奏家がアンサンブルで演奏を行ないます。京都在住の岩崎さんご夫妻は、それぞれの邦楽の世界で研鑽を重ねながら、アメリカでの演奏活動も行い、2009年、2014年にはノルウェーで公演を成功させています。
この演奏会は、明日の４月１９日（金）１９時３０分から、和歌山市狐島のＬＵＲＵ ＨＡＬＬで行なわれます。チケットは３０００円（フリーソフトドリンク付）。 限定３３席です。問合せは同ホール（073-457-1022）へ、ネット予約は、http://musicmart-ticket.com/event/detail/event/278 まで。日本とノルウェーの伝統音楽とその革新、世界初演のコンサートをお楽しみください。
