大正浪漫展〜竹久夢二と音楽〜 「宵待草」「浜辺の歌」「カチューシャの唄」
わかやま新報
とらふすクラシック・392
大正浪漫展〜竹久夢二と音楽〜
「宵待草」「浜辺の歌」「カチューシャの唄」
ご存知のように、大正期は、欧米の文化を積極的に取り入れた時代でもありました。エジソンが1877年に蓄音機を発明、日本でも、明治43年(1910)から日本蓄音器商会(後の日本コロムビア)が発売を開始。今回、大正浪漫展で、展示されるの蓄音機(写真:海南市黒江浜の宮マリンサービス保管)は、大正元年に精工舎が製造を始めたものです。ニッケルめっきのホーンは、白百合をイメージジしたそうです。
『大正浪漫展〜竹久夢二と音楽〜』では、この時代に生まれた名曲たちをいろんなスタイルで楽しむことが出来ます。前回ご紹介した瑞樹比美香さんの2つのソプラノ・コンサートを含め、5つの音楽会が開かれます。
まず、3月1日14時から、大正琴のアンサンブルに乗って宮本静さんが登場します。エノケンも歌った演歌師の名作「パイノパイノパイ」「カチューシャの唄」、また「ペチカ」「浜千鳥」などの唱歌などを木谷悦也さんのグランドピアノ、ノスタルジックなアコーディオンの音色にのせ、浪漫たっぷりに歌います。チケットは3千円です。
3月2日15時から、郷愁のハーモニカ~和歌山ハーモニカクラブ特別例会。約20名のメンバーで贈るアンサンブル。「浜辺の歌」「宵待草」「ゴンドラの唄」「琵琶湖周遊の歌」などをお届けします。入場は無料です。
3月3日12時からは、グランドピアノで歌おう!歌声喫茶、フォルテワジマピアノ広場の歌声喫茶・特別例会。ソングリーダーの沙門宏幸さん、高尾きょう子さんのピアノ伴奏で、童謡・唱歌の宝庫大正期!大正ロマン溢れる歌謡曲を100人で声を揃えて歌います。ドリンク代5百円、電話予約(073-457-1011)が要ります。
『大正浪漫展〜竹久夢二と音楽〜』は、3月1日(土)~3日(月)の3日間、会場は、和歌山城ホール1階展示室。同時開催の竹久夢二のセノオ楽譜も並ぶ展示エリア、4つの記念講演会は入場無料で楽しめます。
詳しくは:https://musikstrasse.jimdofree.com/