本日付け、わかやま新報、とらふすクラシック・137。
“歌こそ命~Songs” 歌とピアノで綴るクリスマス
クリスマスの季節です。この21日(土)14時から、和歌山市本町2丁目のフォルテワジマ4階大ホールで、恒例の「“歌こそ命~Songs” 歌とピアノで綴るクリスマス」が行われます。5人の歌姫が、世界の名器・ベーゼンドルファーのピアノ伴奏にのせて、ウインターソングを届けます。
まず、シャンソンの清水香予子さん。優しく語り掛ける「愛の贈り物」「先生のオルガン」など、和歌山シャンソン友の会を率いて、わかやまパリ祭を永年続けてきた思いにのせて、冬のパリの情感たっぷりに、幕があきます。
続いて、シンガー・ソングライターの刀禰知美さんは、ジャジーに「ザ・クリスマス・ソング」、ソウルフルに「ジングルベル」など披露。新春リリースされる自身の新アルバムから未発表曲を歌ってくれかもしれません。
そして、ナチュラル・ヴォイスのシンガーとして宝子さん。今や年中親しまれている「ボッサ」なリズムで、また、スペイン語のクリスマスソングの定番曲「Feliz Navidad」をラテンのリズムで楽しく歌い綴ってくれます。
11月に東京銀座ヤマハコンサートを成功させたばかりの演歌歌手の宮本静さん。”冬艶歌”として、演歌の名曲をピアノアレンジで歌い上げます。「♪小雪まいちる紀ノ川に……」と、医聖・華岡青洲を歌う「我が名は青洲」はもちろんです。
ソプラノ歌手・矢倉愛さんは賛美歌やオペラ・アリアを歌い、ヴェルディのオペラ「椿姫」より「ああ、そはかの人か~花から花へ」で締めくくります。今年も欧州で研鑽を重ねてきた、ソプラノをお楽しみください。
ピアノ伴奏は木谷悦也さん。欧州で10年間の劇場付ピアニストを務めてきた洒脱なピアノは、5人の歌姫を楽しくサポート。この演奏会は、観覧無料ですが、お一人1000円以上の、投げ銭をお願いいたします。出演アーティストの皆さんの来年の活動資金の一助にするのが恒例となっています。楽しんだ分だけ、応援をよろしくお願いいたします。