縷々のつぶやき

昭和11年創業!岩喜蓄音機店の3代目店主。現在は、LURU MUSICとして、CDショップ、音楽ホール、音楽制作、音楽イベントなどの企画運営を通じて、地域から世界を楽しくすることを日々楽しんでいます。旧:演歌商店のつぶやき。

オペラを一度観てみたくなりましたか?

本日付け。とらふすクラシック・33。
 オペラを一度観てみたくなりましたか?
       The Opera WAKAYAMA 宮粼優也

「オペラ」と言われてどんなイメージを思い浮かべますか?欧米ではポピュラーな娯楽として学生でもちょっと小奇麗な格好をして足を運んでいるくらい親しまれているのですが、日本ではなかなかオペラはその様な感じには認識されていないように思います。
オペラとは一体なんなんでしょう?そもそもオペラが何か分からなかったらオペラ公演にも来れませんよね!日本語では「歌劇」と翻訳されるのでだいたい想像がつくと思いますが、お芝居の台本が歌になっていて、それがオーケストラの伴奏によって進んで行きます。でもそれだけではなく、照明、衣装、そして舞台装置にいたる様々な芸術によってよりいっそう華やかに彩られます。では内容はどんな物なんでしょうか?
オペラは大まかに言うと「喜劇」と「悲劇」の2つに分ける事が出来ます。「オペラって難しい!」って思われているのですが。。。オペラは王宮や貴族の娯楽として生まれたのですが、途中から対象とする観客を一般市民へと変化していったのでどちらかと言うと一般大衆の娯楽としての要素が強いのです。なので内容が難しいと言う事はありません!喜劇はバカみたいなドンチャン騒ぎをして笑いながら進んで行くコメディー。吉本新喜劇が音楽に乗って進んでいる様なもの?悲劇は成就しない恋、三角関係、どろどろの不倫劇など奥様方がお昼に観ているドラマと全く同じ。難しいと思われているオペラも実はとっても身近な内容なんです。オペラを一度観てみたくなりましたか?
The Opera Wakayamaの2017年本公演はプッチーニの「トスカ」12月22日(金)午後7時より和歌山県立図書館のメディアアートホールにて。この公演についての詳細は、次週に続きます、お楽しみに!お問い合わせは当団ウェブサイトhttps://www.theoperawakayama.com/)または代表090-9874-9896まで。

プロフィール 宮粼優也 The Opera WAKAYAMA 音楽ディレクター 東京都出身、高校卒業後単身渡米。2013年ノーステキサス大学音楽学部・指揮修士課程修了。同大学院博士課程に学費全額免除で在学中、オーケストラ科/オペラ科助手。国内外の数々の公演で指揮をする。

 

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