縷々のつぶやき

昭和11年創業!岩喜蓄音機店の3代目店主。現在は、LURU MUSICとして、CDショップ、音楽ホール、音楽制作、音楽イベントなどの企画運営を通じて、地域から世界を楽しくすることを日々楽しんでいます。旧:演歌商店のつぶやき。

木曽音楽祭・3 フェスティヴァルコンサート?

木曽福島3日目。小雨模様、早朝1台が和歌山に戻った。
見送った後、街中散策と思ふが遠出のドライブに。
昨日と同じ駅前のセブンイレブンで珈琲Lを積み込んだ。
昨日と同じバイト君は「音楽祭どうでした?」と最高の応対をした。
野麦峠を目指して走りだしたが、カーナビに白骨温泉を見つけ変更、
いくつかの峠を越えトンネルを抜け、1時間ほどで白骨着、初めて・・・。
8時半からと言ふ川底の公共野天風呂を、近くで珈琲を飲み待つ。
時間になるも大雨の影響で湯温が上がらずまだ開かないと言ふ。まっ待つ。
そして、1時間遅れで開場となった白骨のお湯に・・・実にいい湯だ。

お陰で無料駐車場横・観光案内所のご同輩とすっかりお友達になった。
教えてくれた乗鞍高原経由で帰り、白樺の高原ドライブを楽しむことができた。


宿場の面影を残す木曽福島上の段では、
音楽祭に合わせ木曽の手仕事市が行われ、
音と暮らすグッスや和歌山からの出展者もいたりして来街者を楽しませていた。
  
上の段の竈炙ビストロ・松島亭に集合して、イタリアンを頂くことに・・・。
そこにサイトウ・キネン・フェスティバル松本2013でも活躍する
ヒラサ・オフィスの平佐さんが参加されるサプライズ!
美味しい料理に素晴らしい音楽知見、とても有意義なランチとなった。


街中を散策して、新しい宿で一風呂浴び、
木曽音楽祭フェスティヴァルコンサート?の会場
木曽文化公園文化ホールに向かふ。今日は17時からなのだ。
これなら会場の公園を散策できるし、コンサート後の食事もゆっくり楽しめる。

木曽駒ケ岳を背景に、改めて木曽は山の中を感じさせるホール・・・
アプローチのひのきテラスには、地元の皆さんの売店が並ぶ。
おにぎり、アイス、ドリンクなど、今欲しいものがセレクトされている。
開場前の行列に生演奏のサービスがあったり、ともかく盛り上がる。
ホワイエは、出演者のCD、音楽祭グッス、銘酒、名物など
お土産用の売店がずらりと並ぶ、しかも笑顔の温かい接客サービス付きだ。
  
木曽町教育長の邑上さんも、先頭になって行列を迎えている。
中根さんの顔も見える。そうとても温かなのだ!
    
シンプルなステージに、3本のアルペンホルンが現れ
満席の客席に開演の響きを届ける。

この夜のプログラム、昨夜と同じく初めて聴く楽曲ばかりだった。
ラハナーの「九重奏曲 ヘ長調」は、
9種の楽器の面白さと9人の世代の組み合わせがユニークで、
歌心あふれる楽しい楽曲と演奏だった。
圧巻は、ベートーヴェンの「ピアノと管楽器のための五重奏曲」
ピアノの野島稔さんの個がアンサンブルに伝播しとても良かった。
出口で遇った中根さんにそう伝えると
「いい出来だった!」と満足気に反してくれた。


こうした気分で、晩飯を喰らふことができるのはとても幸せだ。
案の上、真夜中までいろんな話題で盛り上がってしまった。


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