Mah!ライブラリー室内楽定期演奏会 Vol.31「古楽器アンサンブル!デンハーグピアノ五重奏団」の前売チケットの販売がはじまりました。感染症拡大防止のため、4月25日から振替延期されていたものです。Mah!県立図書館での定期演奏会は、1月以来で嬉しい限りです。今年は、ベートーヴェン生誕250年、その記念スペシャルですから、なおさらです。
ベートーヴェンが生きていた頃のピアノは、現代のピアノの前身で「フォルテピアノ」と呼ばれていました。白鍵は真珠で彩られ、黒鍵には金箔の下地に鼈甲がかぶせられているという豪華絢爛たる様相。その透き通るような明瞭で多彩な音色は、弦楽器との自然で温かなハーモニーと一体となり、時を超えてウィーンの風を和歌山へと運んできてくれることでしょう。(パンフレットより)
デンハーグピアノ五重奏団は、オランダ王立デンハーグ音楽院古楽科で学んだメンバーを中心に、2008年発足。世界的にも珍しいフォルテピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの楽器編成によるピアノ五重奏団。世界各地の音楽祭に招聘され、2017年よりNHK-BSプレミアム「クラシック倶楽部」で放送されています。
今回のプログラムは、ベートーヴェンのエグモント序曲 (弦楽五重奏版)、. ピアノソナタ「悲愴」から2楽章(ソロ)、「月光」より 第1楽章、ピアノ協奏曲第3番ハ短調 。J.N.フンメル:ピアノ五重奏曲変ホ短調 より第3,4楽章、シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調「ます」より第4,5楽章。
「フォルテピアノ」を東京から持ち込んで行われる今回の演奏会は、9月25日(金)18:30より、Mah!和歌山県立図書館(メディア・アート・ホール)。前売り3000円、当日4000円。ガイドラインにより限定150席。チケットは、県民文化会館、和歌山市民会館で取扱中。電話取置は、同ホール(073-436-9530)