とらふすクラシック・３０８。
菊池洋子「J.S.バッハ：ゴルトベルク変奏曲」
菊池洋子さんのCD「J.S.バッハ：ゴルトベルク変奏曲」が７月１２日に発売されます。[avex classics AVCL-84146 3,300円]。
2002年第8回モーツァルト国際コンクールにおいて日本人として初めて優勝、一躍注目を集め、その後、ザルツブルク音楽祭に出演するなど国内外で活発に活動し、いまや実力・人気ともに日本を代表するピアニストの一人となった菊池洋子さん。菊池さんのJ.S.バッハの不朽の名作「ゴルトベルク変奏曲」なのです。
「ゴルドベルク変奏曲」は、１８世紀初頭、不眠症に悩むドイツのカイザーリンク伯爵のために「眠れない夜を明るく穏やかに過ごせるような曲」としてJ.S.バッハが作曲しました。伯爵は、チェンバロ奏者のゴルトベルクを控えの間に呼び、演奏させては眠れない夜を過ごすのが常だったといわれています。
CD発売記念の「ゴルドベルク変奏曲」の全曲リサイタルは、東京サントリーホール、兵庫県立芸術文化センター、そして、和歌山のLURUHALLの３都市で行われます。東西の名門会場と並んで、３３席のコンパクトな会場でお聴きいただけるのは大変光栄のことですが、この曲が出来た頃の雰囲気そのままが、忠実に再現できるのがLURUHALLと自負しております。そして、３会場の中で、唯一ライブ配信を行います。ホールの響きをそのまま伝えるバイノーラル録音、民間のコンサートホールでは唯一といえるハイレゾ配信という特別なしくみでお届けします。視聴は、スマホでもヘッドホンでもしっかり高音質で楽しめます。
菊池さんは、昨年に続き２回目のLURUHALL。ホールの響きも、スタインウエイピアノのタッチも、お気にいりのはず。和歌山公演は、７月２９ 日（土）午後２時から、会場チケットは、５０００円（１ソフトドリンク付）で残数僅か！配信チケットは、３０００円（１週間アーカイブ付）問合せは同ホール（073-457-1011）まで
