縷々のつぶやき

昭和11年創業!岩喜蓄音機店の3代目店主。現在は、LURU MUSICとして、CDショップ、音楽ホール、音楽制作、音楽イベントなどの企画運営を通じて、地域から世界を楽しくすることを日々楽しんでいます。旧:演歌商店のつぶやき。

長唄三味線!お江戸日本橋、越後獅子

本日付け、わかやま新報、とらふすクラシック・103。
  長唄三味線!お江戸日本橋越後獅子
毎月第三土曜日に開催されるLURU CLASSIC CAFEですが、年4回は、日本を楽しむ和の音楽演奏会となります。今回は、春夏秋冬!日本音楽を楽しむVol.4=陽春=LURU CLASSIC 和 CAFE・春~長唄三味線!お江戸日本橋越後獅子~として、杵屋栄七珠さんが指導する紀州長唄伝承子供の会の子どもたち数名による、公開レッスン&発表会となります。

杵屋栄七珠さんは、平成16年、和歌山市文化功労賞を受賞。伝統文化の長唄の継承に努め、全国の舞台で奏者として活躍。「長唄 栄七珠の会」を結成.、後進の指導にも当たり、教職員や子どもたちへの指導など、学校教育にも貢献されています。紀州長唄伝承子供の会は、平成30年に創立され、古典芸能である長唄の後継者を育てる為、より多くのこども達(中学校3年生まで)に長唄を体験する機会を設け、継続的な研鑽を助成されています。

長唄は、300年以上前、歌舞伎の音楽として出来上がり、江戸を中心に発展してきた三味線音楽です。その後、歌舞伎から独立して、音楽としても作曲・演奏されるようになりました。長唄の三味線は、細棹という一番細い棹の三味線を使い、糸も細く、音域も一番高くなっています。

プログラムは二部構成で、一部は子供たちによる公開レッスン&発表会。三味線による「さくらさくら」「ほたるこい」「和歌祭(舞姫)」「通りゃんせ」「お江戸日本橋」などの童謡メドレーと長唄の「紙人形」「藤の花」「末広狩り」を演奏します。二部は、長唄三味線の楽しみとして模範演奏。演目は「松の緑」「七福神」「越後獅子」「春駒」など歌舞伎と共に発展してきた長唄をしっかりと楽しむことができます。

演奏会は、4月20日(土)14時から、和歌山市狐島のLURUHALL。参加は1500円(フリーソフトドリンク付き)。限定40席。子供たちと一緒に長唄三味線をお楽しみください。問合せは同ホール(073-457-1011)まで。