本日付け。とらふすクラシック・２８。
コーラス・パレット20周年記念コンサート
コーラス・パレット副代表 嶋 晶子
コーラス・パレットは、11月18日（土）13:30より、和歌山県民文化会館大ホールに於いて20周年記念コンサートを開催します。“1枚の絵を完成させるとき、パレットに出された1つずつ違う色を使って仕上げていくように、自分たちもそれぞれの個性を輝かせながら素晴らしい作品をつくりあげよう”コーラス・パレットは、そんな思いを込めて1997年11月に歌好きの仲間が集まり薗村祐子先生ご指導のもと発足しました。今までに6回のコンサートを開催。毎年全日本おかあさんコーラス関西支部和歌山大会に参加、県代表として7回全国大会に出場しています。
今回のコンサートは、第1ステージ“賢治のふしぎな世界”と題して、宮沢賢治の作品。第2ステージ“あさもよし 紀の国”と題して、新しく編曲された「和歌山県民歌」、20周年記念委嘱初演の「若の浦」等。「若の浦」は、万葉歌『若の浦に潮満ち来れば潟を無み葦辺をさして鶴鳴き渡る』に和歌山市の作曲家、岡谷かおり先生が曲をつけられた美しくて壮大な曲です。折しも今年「和歌の浦」が日本遺産に認定され、和歌山に住んでいる私たちが「若の浦」を歌えることを幸せに思います。
第3ステージ“みすゞ このみち”と題して、金子みすゞの作品。第4ステージ“歌いたくて 歌いたくて”と題して、皆様よくご存じの曲や「群青」等。「群青」は、福島県南相馬市立小高中学校の生徒さんが、東日本大震災の後の原発事故による避難のため、各地に散り散りに、そしてそれぞれの生徒さんの思いに、同校の小田美樹先生が曲をつけられました。いつもの日常の生活が、いかに幸せなことであるかと改めて思い知らされ、「群青」を歌っていると涙が出てきます・・。「百恵ちゃん！メドレー！！」「糸」「百万本のバラ」は振り付けもあり、魅せるステージをめざして頑張っています。皆様のご来場を団員一同心よりお待ち申し上げております。入場料は1000円です。
嶋 晶子 2017年度コーラス・パレット副代表、広報担当。小林観諷会で謡曲、仕舞を稽古中。和歌山に能楽堂ができるのを熱望している。
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