今日の昼飯は田中口のヒラマツ前の中国料理・敦煌で
広東麺と小さな炒飯を喰らった。1000円。
期待に胸膨らませ新しい店を廻るのは
結果を別にすれば大いに楽しいことです。
スーパーの前のコンパクトなお店
綺麗な暖簾に曳かれて初めて入店す。
カウンターだけの使い込んだ清潔さ。
暫し考えて壁のメニュから広東麺を選ぶ。
ちいさな炒飯はどうですかと女将がきく。
その気はなかったがタイミングでお願いする。
泉茄子の浅漬けお嫌いですか?とかさねる。
この地この時期に嫌いな奴が居ると思えないので追加する。
親爺が辛い目にしますか?と替わりにきく。
面白い店だと感じ始める。少し辛めにする。
まず炒飯と胡瓜も加わった茄子がくる。
茄子はまるごとに包丁を入れずに裂いている。
これでなきゃ駄目なのだ。
麺がくる。上等のスープだ。隠し味が面白い。
青梗菜も人参もそれぞれ味をだし。バランス良い。
驚くは焼豚だ。豚肉の味がして棒状にしこたま入っている。
さらに喰い進めて残りがわずかになると
親爺がこれ入れましょう・・と勝手に酢を落とし込んだ。
普通なら腹立たしいことなのに
なぜか気持ちよく許せてしまう不思議さ。
たしかに味付けの調子が変わり新たな食感になる。
しかしこれは客の特権のハズなのだが・・・。
工夫できない御仁が多いのだろうか。
注文の多いレストランは珍しい。
しかも波長のあうことはまったくもって珍しい。
広東麺は600円。これだけで充分な美味しさです。