とらふすクラシック・２４２。
和歌山県誕生１５０年記念式典
記念講演＆コンサート
和歌山県は昨年に誕生１５０年を迎えました。明治２年（1869年）紀州藩は、和歌山藩・田辺藩・新宮藩の３藩に分けられますが、明治４年の廃藩置県により、それぞれ藩から県に変わり、同年１１月２２日に３つの県が統合され今日の和歌山県が誕生しました。「県民が、郷土についての理解と関心を深め、ふるさとを愛する心をはぐくみ、自信と誇りをもって、より豊かな郷土を築きあげることを期する日」として、この１１月２２日を「ふるさと誕生日」と平成元年に県条例で定められました。
コロナ禍で延期されていた和歌山県誕生１５０年記念式典「未来へと紡ぐ、伝統と誇り」が３月２１日（月・祝）に、和歌山県民文化会館大ホールで開会されます。その記念式典の観覧者（無料）の募集が１月から始まっています。
記念式典では、記念の講演と演奏が行なわれます。講演は、「時事放談」のキャスターで知られる御厨貴さんによる「和歌山の近代１５０年を問う」、そして印南町出身の芥川賞作家・辻原登さんによる「わが生地、わが聖地・熊野」です。続いて、和歌山県文化表彰受賞記念演奏として、尺八奏者の辻本好美さんとピアニストの中谷政文さんが演奏されます。お二人とも令和２年和歌山県文化奨励賞を受賞され、国内外で活躍されている若手演奏家です。
観覧申込みは、ハガキ郵送・FAXでご応募の方は、代表者の氏名（ふりがな）、郵便番号、住所、電話番号、同伴者の氏名（ふりがな）を明記の上、下記までお送りください。一回の応募で２人までお申し込みできます。FAX：073-452-7380、郵便：〒640-8533 和歌山市栄谷151「和歌山県誕生150年記念式典」係まで。ＷＥＢは、http://wakayama150.telewaka.tv/。締切りは２月１６日（水）まで。当選の発表は、３月上旬（予定）入場券の発送をもって行なわれます。問合せは、同事務局（073-455-5721）。
