縷々のつぶやき

昭和11年創業!岩喜蓄音機店の3代目店主。現在は、LURU MUSICとして、CDショップ、音楽ホール、音楽制作、音楽イベントなどの企画運営を通じて、地域から世界を楽しくすることを日々楽しんでいます。旧:演歌商店のつぶやき。

紀の国わかやま文化祭2021前夜祭 秋川雅史オンステージ

とらふすクラシック・228
紀の国わかやま文化祭2021前夜祭 
   秋川雅史オンステージ
    パインミュージック 代表 片山博之
ふるさと和歌山の文豪・佐藤春夫の言葉「山青し海青し文化は輝く」をメインテーマとして第36回国民文化祭わかやま2021が10月30日から始まります。和歌山県下全域で126の事業が行われるビッグイベントです。

開幕に先駆けて、10月29日(金)18時半より、前夜祭クラシックコンサート秋川雅史オンステージが県民文化会館大ホールで開催されます。2部には向山精二指揮エコ特別記念交響楽団によるオリジナル楽曲「世界津波の日・浜口梧陵」の初演も行われます。

秋川雅史さんは、愛媛県生まれ。国立音楽大学卒業、同大学院修。その後イタリアで修行。帰国後、数々のコンサートやコンクールで活躍。2001年に日本コロムビアよりテノール歌手としてCDデビュー。 2006年「千の風になって」で紅白歌合戦初出場を果たし、その後の活躍ぶりは知られるところです。

秋川さんの代表曲「千の風になって」は、作詞家の新井満さんが北海道大沼公園の別荘で書き下ろした歌詞が感動的で、現在現地に記念の歌碑があります。私がここを訪れたのは約10年前、同行したのは月刊カラオケファン編集長・荒内さん、元第一興商常務・みのさん、演歌歌手塩乃華織さんの初代プロデューサー長谷田さんなど関西音楽業界のご歴々の皆様方で現地の静かな環境が大変印象的でした。

今回は2部の新曲「世界津波の日・浜口梧陵」のフィナーレ曲を、震災や津波の被害に合われた方々の鎮魂と残されたご家族の方々へのエールをお送りする楽曲として、向山精二指揮エコ特別記念交響楽団の皆さんの演奏に秋川雅史さんと広小学校児童合唱団の歌声でお送りいたします。今後、この楽曲「世界津波の日・浜口梧陵」は向山精二さんの国際交流活動の一環として、アメリカ、トルコ、ヨーロッパなど世界各地で発表を計画中です。

チケットは、一般3000円、学生1000円。全席自由席。お近くのローソンチケット(Lコード52968)で好評発売中です!

片山博之 プロフィール
昭和33年生れ和歌山市在住 。㈱USEN営業開発部で27年勤務後、(株)パインミュージック創業。音楽著作権管理、イベントコンサート企画制作、舞台監督などを務める。