「神保和彦・歌の軌跡〜和歌山を歌い続けて55曲〜」を
JBL4350でじっくりと聴いてみたところ
日本の歌謡史そのものようで改めて感心してしまった。
収録曲のタイプは、3つに代表される。
「憧れの生石スカイヴィラ」や
「美わしの高積山」のような明るい昭和歌謡のもの。
「住友金属野球応援歌(鉄の力)」のような
マーチというより戦時歌謡風な応援ソング
そして、今なお地元の盆踊りなどで
愛されるご当地の音頭や民謡の数々などです。
いずれも、作られた背景などは
神保先生がまとめられた添付の記念本に詳しい。
歌は世につれ、世は歌に・・・
一人のプロ歌手を目指した若者が
地元で家業を継ぎながら
好きな歌謡を歌い続けた80歳の軌跡は
このアルバムを通して、聴く者に何かを訴える。
時代の声なのか、人の道なのか・・・
とりわけ「紀州がんがら節」は、素晴らしい。
収録曲は:http://d.hatena.ne.jp/Enka/20090107
弊店で↓取り扱いはじめました。
http://www.cd-1000.com/shopping/select_product.php3?category=1385
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