縷々のつぶやき

昭和11年創業!岩喜蓄音機店の3代目店主。現在は、LURU MUSICとして、CDショップ、音楽ホール、音楽制作、音楽イベントなどの企画運営を通じて、地域から世界を楽しくすることを日々楽しんでいます。旧:演歌商店のつぶやき。

 朝一・お得意様のオバチャン

いつも10時の開店と同時にお店にお見えになる
元気なオバチャン(地元では親しみこめた言い方です・・・)


昨日もスタッフ4人で朝礼中にお見えになった。
入口のガラスドアを開けるオバチャンの姿が目に入ったので
朝礼中の店長に「早く(朝礼を)シメロ・・!」とつぶやいたら
あわててドアを閉めに行きかけたので
急遽私がオバチャンを迎えにいき大笑いになった。


オバチャンはいつも予算を決めている
歌カラのシングル・カセットを8本ぐらいだ。つまり1万円札1枚分。
両手に一杯ぐらになると「あと1本かねー」と
何度も手元の曲と演歌売場を見比べる。
オバチャンは一切試聴はしないで
テレビ番組で見て気に入った曲や歌い手さんを選ぶようだ。
贔屓の歌い手さんの新曲があると「あーそれそれも」と
私がお手伝いするのはそれくらい・・・


ラジカセで鼻歌まじりに歌を聴くのが一生の楽しみ・唯一の贅沢という
オバチャンは人生の達人かもしれない・・・