縷々のつぶやき

昭和11年創業!岩喜蓄音機店の3代目店主。現在は、LURU MUSICとして、CDショップ、音楽ホール、音楽制作、音楽イベントなどの企画運営を通じて、地域から世界を楽しくすることを日々楽しんでいます。旧:演歌商店のつぶやき。

野村吉三郎と和歌山ブルース

本日、ぶらくり丁・みんなの学校
市民講座「日本平和に尽力した 野村吉三郎」が行われた。
講師は、紀州人研究会の大谷春雄さん。
アポなしで、Ust中継をさせていただいた。
アーカーブは:http://www.ustream.tv/recorded/12042362
紀州の偉人をもっと知ってもらいたいという研究会で、
経歴をなぞってお話を進められ、30人ほどが熱心に耳を傾けた。


ぶらくり丁を校区にもつ本町小学校(の前身校)の出身で
同校講堂には「強く正しく明るく」と自書の大額が掲げられている。
私も50年ほど前、この講堂で同じ歌詞の校歌を歌っていた。
詳しくは、大谷春雄さんお話をご覧いただくとして
野村吉三郎は、やはりぶらくり丁に縁のある松下幸之助の誘いで
日本ビクターの社長に就いている。
松下電器からは、串本町出身の北野善朗が専務として日本ビクターに就いた。

北野善朗の地元「串本育ち」を作る時に
吉三郎&幸之助の地元「和歌山ブルース」をB面入れた・・・と、
勝手に名曲の誕生秘話を想像してみるのは、実に楽しい。
今日の市民講座では、この手の話はありませんが
美空ひばり”の名も知らずに、
社長に就いた吉三郎、社長にした幸之助の英断は
後年の日本ビクターの躍進ぶりで明らかだ。


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