縷々のつぶやき

昭和11年創業!岩喜蓄音機店の3代目店主。現在は、LURU MUSICとして、CDショップ、音楽ホール、音楽制作、音楽イベントなどの企画運営を通じて、地域から世界を楽しくすることを日々楽しんでいます。旧:演歌商店のつぶやき。

 SP盤などの貴重音源の電子化進む

政府・与党は文化的・歴史的に価値の高い
伝統芸能の演奏や歌謡曲といった「音楽・音声コンテンツ」を
電子化して保存する民間の取組みを支援する方針を固めた。
先週の金曜日の日経新聞夕刊にTOP掲載されています。


日本レコード協会などが進めていたもので
SP盤などの貴重音源6万曲の保存が当面の課題という。
書籍や映画フィルムに比べて遅れていた
音楽のデジタル保存の方向が明確になったことは大歓迎です。


記事にもあるように商業ベースに乗らず
レコードの生産に使った原盤のみメーカーに残っている
たとえばこのような商品は:http://d.hatena.ne.jp/Enka/20060813
CD盤として復刻発売するのはまさに商業的には?な商品だろう。
このような音源は店頭でオンデマンドでCD盤に焼ける仕組みの:
http://d.hatena.ne.jp/Enka/searchdiary?word=%a3%d3%a4%b5%a4%f3
ビジネスモデルの確立も併せて進めていきたいものだ。


同時に貴重音源を気軽に試聴などして楽しみ・・・
さらにはワインのソムリエのよう音楽のうんちくや価値を語れる・・・
レコードのソムリエを育成できれば面白い。


歴史に学ぶものに未来は拓けるという。
音楽文化でも同じことが言えるなら
近い将来に日本発世界普及の音楽が創出できればこんな楽しいことはない。