縷々のつぶやき

昭和11年創業!岩喜蓄音機店の3代目店主。現在は、LURU MUSICとして、CDショップ、音楽ホール、音楽制作、音楽イベントなどの企画運営を通じて、地域から世界を楽しくすることを日々楽しんでいます。旧:演歌商店のつぶやき。

 C6席は?座席票を探せ!

Enka2005-11-26

全日空の予定が一便早い日本航空で帰れそうになった。
金曜日の夕方はいつもUターン族で混あっているが
電話で尋ねると1枚だけ空席があるという・・ラッキー!
羽田のカウンターで前方通路の席をリクエストすると6H席。良い席だ。
着席すると隣の6J・6H席はディズニー帰りの若い女の子連れ
こういうトリプルな幸運は滅多にない。


オッ!最終搭乗でVIPの代議士先生が次々と乗り込んできた。
地元和歌山選出の大臣級の大先生とやはり地元の若手先生の2人でVIP×3。
それにお供?の方々で総勢7ー8名くらいだろうか。
珍しいことに先生がたはバラバラに席に案内されている。
ご存知のように先生方は上級席か無ければ最前列席に優待されるはず・・・
しかもこの大先生は運輸系でも相当な実力者です。
大先生は3Kの窓際席に。あとの若手先生は私よりも後方の席についたようだ。
直前のフライト変更で席の調整が間に合わなかったのかな
なんて思っていると・・・
通路を隔てた隣の6C席が2つ在る=ダブルブッキング
つまりお供の方が一人あふれてしまったのです。


機内の客室乗務員の皆さんの気の遣いようは
おそらく想像を絶するものだったに違いありません。
しかし・・確認します。確認します。確認します。を繰り返しているうちに
幸運にも?なんとか?何処か?に収まってしまったのです。


やっと飛行機がうごきだします。
離陸の前に客室乗務員のひとりが3K席の大先生に声をかけている。
いつものご機嫌伺いかと思ったら
なんと「離陸に際しては窓のブラインドをお上げ願います・・・」と
マニュアルどうりのご指導を申し上げているのだった。
勇気あるこの客室乗務員にブラインドが上がったのは言うまでもない。


フライト中 若手先生のひとりはすぐ後ろの7C席で
熱心にレポートに目を通しているようだ。
同時にこのノート・パソコンも7C席から目に入ってるでしょう。
あれやこれやで関空には30分程の遅れで到着となった。
アレー。もう一人先生を発見!なっなんと地元の四先生の全員集合だ。
こういう乗り方は和歌山いや日本の為にどうだろう・・・


それにもうひとつ波動が連鎖した。
ダブルブッキングされた6C席のお嬢さんが座席上の戸棚を背伸びして開けたところ
彼女のものとおもわれるテニスラケットが飛び出し
5H席の年配の女性の頭に直撃落下してしまった。
となりの5J席の女性は目を丸くして驚いた。
5H席の彼女は頭をかかえてこんでいる。
こんななんだかんだのフライトは久方ぶりだ・・・


先生がたは黒ぬりのお車で颯爽と駆けていくだろう
リムジンバスの回数券を握りながらそう思う。
テニスラケットを持った6C席の女性と落された5H席の女性とが
地上に降りてからも通路で民・民と話し合っている。
気にはなるが和歌山行きのリムジンバスの時間だ・・・。

  座席表         <前方>  
      1A 1B 1C   1H 1J 1K
      2A 2B 2C   2H 2J 2K 
      3A 3B 3C 通 3H 3J 3K 
      5A 5B 5C   5H 5J 5K 
      6A 6B 6C 路 6H 6J 6K
      7A 7B 7C   7H 7J 7K     
 
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