縷々のつぶやき

昭和11年創業!岩喜蓄音機店の3代目店主。現在は、LURU MUSICとして、CDショップ、音楽ホール、音楽制作、音楽イベントなどの企画運営を通じて、地域から世界を楽しくすることを日々楽しんでいます。旧:演歌商店のつぶやき。

佐賀・1 武雄市図書館

この春、新しくオープンした
佐賀県武雄市図書館に行った。
公共施設と複合書店のハイブリッドモデルとして注目したい。

関空から話題の格安エアー・ピーチで福岡に飛んだ。
専用の第二ターミナルは大混雑!
30分ほどの間に、国内・海外あわせて7便といふ朝のラッシュアワーだ。
シンプルでリーズナブル感いっぱい、機能優先で好感がもてる。
搭乗手続きも予約番号でセルフ端末で簡単!
しかし、手荷物検査場で座席を手書きでメモっていたのは?だろう。
客単価アップの機内デリはココアとアイスクリームで貢献して、定刻に着す。
福岡から、初めてアウトレット・レンタカーを利用した。
走行距離10万キロ以上の車を、格安で貸し出すものだ。
いつもの全国チェーンより、3割以上お得なデミオ君で出発!


いきなり朝飯ラーメンに向かった。
昨年の日本の飲食業界で伸び率がTOP3という一蘭を観たかった。
空港に、ピックアップに来たレンタカー屋のお兄さんの評判は
「僕は、いきませんよ!でも商売は上手いって感じます・・・」

ご覧のような、個室風カウンターなんです。
これはなかなかアイデアで、快適と感じる方は多いと思いますね。
個室内のサービスもいたれりつくせり、すだれがおりて口元も気になりません。
平均以上の美味しさですが、ラーメンのスタバとしましょう!
この朝飯で、昼飯は事実上スルーになりました(ーー)


福岡から高速で、1時間ちょっとの快適なドライブで武雄市図書館
11時過ぎに、はや駐車場はいっぱいで隣接に・・・
写真の外観は、周辺の自然と良く合い代官山とも雰囲気が似ている。
この図書館の再生のパートナー選びのひとつの要因になったに違いない。
車を降りて、わくわくしながら入り口に向かう。
多くの利用者たちも同じ思いで、知的遊園地に向かうのだろう・・・
エントランスを入る、その最初の一撃が素晴らしい!
この施設のすべての機能が、一瞬で体感できる、しかも素敵に。
世界中を巡ってきたが、最高の店舗!だと感心した。



館長の杉原さんのお話を聞くことができた。
旧の体制から今の体制に、陣頭指揮をされたご苦労は数多くあったでしょうが
利用者第一に、スタッフを束ねていくソフトな姿勢は感動的。
館長室がなくなって、フロアが仕事場になったカンジでしょうか・・・
本や雑誌を見たり、読んだり、借りたり、買ったりできる。
セルフ貸出機&レジをみていると、もうそれこそ目の前の現実!
永年のレコード屋の理想郷が、見事に地球上にできているのです。
ただ、音楽と映像はレンタルしかないのですが。。。


音楽と映像は、旧鍋島藩の資料館だったというドームのような別区画。
壁面360度が映像商品で、真ん中が音楽CDというMIX。
こちらも、エントランスからのパノラマヴューが素晴らしい!
入り口のゾーンがジャズから始まるのも、図書館らしい・・・
最奥は、大人音楽ゾーンで、ポップスをサンドイッチしている。


館内撮影はできないので、詳しくはこちらを

図書館が街を創る。 「武雄市図書館」という挑戦

図書館が街を創る。 「武雄市図書館」という挑戦

館長さんの感動的なお話、そして活き活きとフロアを動き回るスタッフさん。
さらに、目をきらきらさせて楽しむ多くの利用者さん・・・
素晴らしいインフォテインメントの空間をあとにして、
もうひとつの楽しみ!武雄温泉に向かった。



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