縷々のつぶやき

昭和11年創業!岩喜蓄音機店の3代目店主。現在は、LURU MUSICとして、CDショップ、音楽ホール、音楽制作、音楽イベントなどの企画運営を通じて、地域から世界を楽しくすることを日々楽しんでいます。旧:演歌商店のつぶやき。

Shinoディナーショー

Shinoさんのディナーショー に行ってきた。
ロックバンドのヴォーカルとして人気者になり
ここ数年は、萌え系アイドルとして活動中だ。
昨年、理系の職を辞して芸能活動で独り立ちした。
そして、NHKTV和歌山のレポーターや
和歌山放送ラジオでレギュラーを務めるようになった。

Shinoさんがいつもユニットで活動するギタリスト・加納洋志さん(左)と
ストリートでピアノ弾き語る田頭宜和さんを加えての初のディナーショー


和歌山県立近代美術館に併設のイタリアンレストランは満席。
夜空に浮かぶ和歌山城を借景に、ショーは始まった。
オリジナル曲は控え目、大人音楽なセットリストだ。
松田聖子さんの「瑠璃色の地球
ロッド・スチュワート〜浅川マキさんの「セイリング」
中島みゆきさん「糸」など、名曲たちに積極的にチャレンジ・・・
普段ライブハウスには足を運ばない客層に、
好印象を与えた演奏だった。


たとえば「セイリング」
嘗て、レコードが擦り切れるくらい聞いた曲だけに
セットに含まれるだけで、「おっ!」と嬉しくなる。
反面、歌の時代背景を読み取り、
彼女なりに表現するシンガーとしての本領が問われる。
踏み出した第一歩、これからに期待したい。


”母の日”
男性のコアなShinoファンが
母親同伴でショー楽しむ姿は微笑ましかった。
また、ラジオリスナーなのか
団塊世代の夫婦連れが多くみられた。
そして、すべての母親とおもわれるお客様に
カーネーションを一本づつ手渡しでプレゼントして周った。


Shinoさんの歌謡化路線は、益々楽しみとなりそう。


一流建築家のデザインの利いた空間は
音響には、厳しい環境となる。
Shinoさんの気の利いたお喋りが
はっきり聞き取れないのは、しようがないか・・・


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