こうして「黒江からころ為の女」という曲名が出来上がった。
作品つくりは、ＴＡＫＵさんにお願いすることにしました。
ＴＡＫＵさんは、ことほぎわのアルバムに３曲楽曲提供しています。
また、その土地や町の歴史や文化を精査し、
やさしい言葉やメロディーで歌を紡ぐ彼の作風は
黒江の地によく合うはずだからです。
また、宮本静さんのＣＤデビュ曲も彼の作品でした。
ただ、ＴＡＫＵさんは４年間の和歌山・・
紀の川市での赴任期間を終え首都圏に戻っていました。
しかも、海南・黒江は訪れたことないといふのです。
そこで図書館から、段ボール箱一杯の本や資料をあつめて
まとめて、彼の元におくりました。
また、宮本静さんと一緒に、川端通りの漆器店さん等を周り
溜め塗りや、お食い初めのことなど親切に教えていただきました。
歌つくりになにか役立つかと思いながらも
黒江の皆さんの、人情味あふれる活力にふれることが出来たのです。
こうして、黒江の町並みと黒江の皆さんを
好きになってしまった宮本静さんは、
出来上がったばかりの自身のファンクラブの集いを
５月に、黒江ぬりもの館さんで開くことにします。
「新しい黒江の歌、来年の夏にできたらいいね〜」
そんな、気持ちで決めたのだと思います。
ところが集いの日が、
もうすぐという月曜日の朝に・・・
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