Ｂ面だった「和歌山ブルース」
昭和43年 日本ビクター専務・北野さんは 和歌山県・串本の出身だった。
素晴らしい串本の唄をつくろうと最強の制作チームを串本に送った。
デビュー３年目の若手人気歌手の古都清乃に白羽の矢がたった。
彼女はこの時までに 「・・・育ち」を３作 「・・・・ブルース」を２作唄っていた。
Ａ面の「串本育ち」は振り付けもつけ正調串本節にまけない仕掛けをした。
さてＢ面 和歌山に途中下車して書き上げた。
ぶらくり丁が唄いこまれた名曲に 地元商店街は売出しをかけ大応援した。
親しみ易いメロディーに市民は口ずさみ 夜の街にも広がった。
当時 粗鋼年産・世界最大の住友金属和歌山製鉄所
各地から働きにきた人々は和歌山の唄として全国に持ち帰っていった。
玉置宏の名司会で知られる「ロッテ・歌のアルバム」で唄った。
ロングセラーに火がついた。
イントロのサックスを強調し新録音した。
Ａ面になるのに１２年
その後もカラオケの普及にあわせ売れ続けた。
========================================文責：和歌山ブルース・プロジェクトＸ
７日から始まる「和歌山ブルースと古都清乃展」
その中から「和歌山ブルース」秘話です。
http://blogs.yahoo.co.jp/k22767/trackback/1090151/20200101
こういうの大好きです。嬉しくなります。是非観に来てください！
写真：古都清乃さんの年賀状です。和歌山ブルース歌碑の前です。
ワンちゃんはビクターのニッパー犬でなくマルチーズのようです。
