縷々のつぶやき

昭和11年創業!岩喜蓄音機店の3代目店主。現在は、LURU MUSICとして、CDショップ、音楽ホール、音楽制作、音楽イベントなどの企画運営を通じて、地域から世界を楽しくすることを日々楽しんでいます。旧:演歌商店のつぶやき。

 都はるみ 「枯木灘残照」

枯木灘残照

枯木灘残照

枯木灘熊野灘に続く紀伊水道の海・・・
作詞の女流詩人・道浦母都子和歌山市の出身だ。
中上健次の「枯木灘」のよう
ご当地で収まらないテーマが流れる。
♪両手(もろて)にて君が冷えたる頤(おとがい)を
 包みていしは冬の夕駅
 君に妻われに夫(つま)ある現世(うつしょ)は
 姫浜木綿の戦(そよ)ぐ明るさ  =以下略=


彼女のファンで予約をされたお客様は
難しいそうな曲だけど頑張って聴いてみる・・・


都はるみ黒潮節」<和歌山の歌全曲集に収録>
♪男文左は 有田のみかん
 岬 黒潮 行くくじら
 橋杭い岩から 大島みれば
 仲を取りもつ 巡航船      =以下略=
この頃の彼女とは歌唱も内面も大きくスケールアップしたようだ。


枯木灘のそれらしい写真がみつかりました。一度見てください。
http://blogs.yahoo.co.jp/seoto_kisyuu/10627678.html