木曽福島4日目。小雨模様、早朝に一番風呂をとる。
この宿の湯は、2日目に行った二本木の炭酸泉を源泉に
古来の百草薬をブレンドした薬湯で、ボディの利いた赤ワインのようだ。
その後、全員でゆっくりと朝食をとり、現地解散す。
平佐さんお奨めのサイトウ・キネン・フェスティバル松本の
歓迎吹奏楽パレードは、中止かもしれないが、松本に向かふ。
やはり、雨天中止であった。すでに雨は上がり、中町通りに向ふ。
竹風堂で、季節の水ようかん•くりざさと珈琲を頂く。
サイトウキネンの街なのか、周りは音楽談義の花盛り・・・
10年ほどかかったと言ふ街創り。
グランドデザインができればいいのだ。
弊店創業のぶらくり丁と重なって思ふこと多し・・・
音楽舎や蔵シック館など賑わう中町から、諏訪に向かふ。
永年、定点観測させてもらった平安堂諏訪店に行った。
盛業中でありとても嬉しい。なかでもCD売場がしっかり運営されていた。
ジャズやクラシック売場は、和歌山にないくらい充実していて
レコード屋の親父としては、相当なるショックとなった。
諏訪から高速で、名古屋に向かふ。途中事故渋滞あるもカーリターン完了。
市バスにて、名古屋駅に程よい時間に着す。遅い昼飯だ。
駅地下•山本屋本店で、スタミナもつ入り味噌煮込みうどんを喰らった。
新幹線のぞみと紀勢線くろしおを乗り継いで、最短最速での帰和予定も
大雨の影響でくろしお特急が65分延着すると言ふ初体験を味わった。
初めてクラシック音楽祭に4日間も参加した。
演奏家はもちろん、支える多くボランティアの姿を目の当たりにした。
日本で一番の歴史をもつ音楽祭のプロデューサーと
日本で一番の人気をもつ音楽祭のプロデューサーの知見に触れた。
和歌山の仲間たちと、目的を共有できた。
故郷・和歌山の歴史・自然の有難さが改めて分かった。
この有意義な4日間を、アクションプランに変えていきたい。
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