縷々のつぶやき

昭和11年創業!岩喜蓄音機店の3代目店主。現在は、LURU MUSICとして、CDショップ、音楽ホール、音楽制作、音楽イベントなどの企画運営を通じて、地域から世界を楽しくすることを日々楽しんでいます。旧:演歌商店のつぶやき。

全日本なまりうたトーナメント・3 和歌山オーディション




昨日、和歌山オーディションが行われた『全日本なまりうたトーナメント3』。
視聴率3冠なう!テレビ朝日さんの番組だ。
宝子さんが決勝に進んだ3月の視聴率は5%台で、
同じ日曜日のNHKのど自慢の半分くらいでまあまあの数値だったらしい。
数字がすべての業界で、この特番が3回目開催へすすんだ要因のひとつは、
ギャラクシー賞など3つの放送賞を受賞したことにありそうだ。
つまり玄人受けする番組といふことのようだ。
そして10月放送予定の3回目には、
タレントのレポーター(前回までは制作陣だけ)を
現地(オーディション開催地)に派遣するなど、予算増額も見込まれる。
局としては、超シニア時代にむけ
前途有望なエンタメ歌番組に仕立て上げたいのだろう。


歌はもともと聞き手の心に残るもの。
そしてまたなまり=方言も同じだろう。この二つのミクスチャーが心を打つ。
画面に流れる歌詞テロップ(元歌詞と方言)や
甲子園のような地区対抗トーナメントも効果を増加させる。
その結果、とても温かい時間が心地よく流れる不思議な番組となる。
文枝師匠の進行もあるでしょうが・・・・


課題もある。心に残る歌やルーツの方言を知らない世代に
訳詞&歌唱を委ねることになるからだ。
その為、良い歌や良きなまりを世代を超えて楽しんでいくワークが必要になる。
昨日のオーディションでも、初めての曲をYouTubeでマスターしたり、
お祖父ちゃんに和歌山弁を手伝ってもらった参加者がいる。
この部分を正しく理解していただけないと、
地区オーディションの開催さえ難しいといふ。
幸い和歌山のオーディションはとてもレベルが高いとお褒めをいただいた。
さぁ、だれが選ばれて、
六本木のテレビ朝日さんのスタジオで歌うのか楽しみだ!


♪うらみっこなしで〜二人でTVを。。。ワカルっかな(^^)

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