先週、”ことほぎわ”でお邪魔して、
同県人ながら、生まれて始めて新宮に泊まることになった。
仕事の電話が鳴り響く中、訪問先の主、
「ホテルもとってないのかよ・・」とも言わずに
なぜかネットで電話番号を調べ、宿泊の手配してくれた。
そして、晩飯を誘ってくれた。
横町の一軒屋風だがカウンターだけの”やま茂登”にいった。
女将は演歌大嫌いで、大阪ブルーノート大好きと言ふ
なるほど、BOSEの小型機からはフュージョンが流れてる。
酒棚には、限定入手困難なサントリーの響30年が3本並ぶ
http://www.suntory.co.jp/whisky/hibiki/lineup/non_30years.html
これを注する客と、入手できるコネクションをもつ女将に感心する。
そんな豊かな街なんだ。新宮は・・・
女将は、祇園の会員制BAR・写楽の話で盛り上がる。
http://r.tabelog.com/kyoto/A2603/A260301/26005957/
歌舞伎役者のだれそれが居たとか・・・
芝居やジャズを大阪や京都まで足げく通ったに違いない・・・
「浅漬け?」ときくと
「3日・・・」と反された白菜から始まる。
名前はややこしいが、ぷりぷりした瓜型のプチトマト
分厚いヨコアの刺身とブリのカマの煮付け、
目の前にミニ鉄板をもちだして焼く、
熊野牛の厚切りロースと肉厚のしいたけ・・・
見事に洗練された粗。
大感心したが、さすが喰いきれず、
あぁ、肉は半分は残した。
酒は常温ビール1本だけ。
携帯が鳴って、訪問先の主はあたふたと職場に戻り
ホテルまで、膨らみすぎた腹をかかえて
独り歩いて戻った。
こういふ街は、
西宝山子のチカラになってくれるに違いない・・・
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