藤原正彦さん「国家の品格」を読みました。
先週のフジTV出演時の言葉が印象的だったからです。
日本の情緒という文明の大切さについて
目からウロコが・・というカンジです。
数学者の藤原正彦さんを読んでいて
学生時代の教養の数学の松下先生を思いだしました。
難しい数学は苦手な私でも
脱線だらけの講義は面白く 今も記憶に残ります。
松下先生は現代音楽の作曲家でもあり
当時ビクターさんからレコードが何枚か発売されていました。
「お前の実家がレコード屋なら売ってくれよ・・・・」
松下先生も惻隠の情の大切さをご存知だったのでしょうか
数学の期末試験をレポートで及第させてくれましたから・・・。
弊店から眺める和歌山城もまもなく桜花に包まれます。
虫の音・和歌に通じる演歌・歌謡の世界もまた
情緒の文明でしょうか・・・
「敷島の大和心を人問わば 朝日に匂う山桜花」本居宣長
「国家の品格」に引用されてます。