縷々のつぶやき

昭和11年創業!岩喜蓄音機店の3代目店主。現在は、LURU MUSICとして、CDショップ、音楽ホール、音楽制作、音楽イベントなどの企画運営を通じて、地域から世界を楽しくすることを日々楽しんでいます。旧:演歌商店のつぶやき。

 今風な日本の伝統音楽

今週は今年のCD業界の行方を占う大型新譜が発売される。
ひとつは倖田來未さんのアルバム。
ご存知のように年末から12週間連続してシングルをリリースし
その集大成のアルバムがDVD映像付など3種同時に売り出されます。
紅白にも出場したあのエロ可愛いと評判のお嬢さんで
昨日も凄い勢いで売れてもう品切れの商品もでています。


京都生まれの彼女は 祖父が尺八を母が琴を教えていたという
純邦楽な家系に育ち3歳から舞台に立っています。
なるほど歌いまわしやステージのナヤマシイ立ち居振る舞いには
なにか今風にはなっているが日本の伝統音楽のなにかが醸し出されて
彼女風に言うセクシービームとして
観るもの聴くものに発散されているような気がしてなりません。


もうひとつは新人バンドでミリオンになるだろうと思うのは
MEGARYU(メガリュー)さんのミニアルバム。
名古屋で活動する岐阜出身のレゲエバンドだから
プロ野球中日ドラゴンズの熱狂的なファンかと思いきや
MEGAさんとRYUさんの二人組みです。


レゲエと河内音頭は同じ類の音楽と思い込んでる私には
ジャマイカのレゲエがニューヨークのソウル(ラップ)と
融合して新しい音楽トレンドが生まれたように
関西の音頭が東京のロックと交わって
中部に新しい音楽トレンドが生まれている・・・
と想像すると楽しくて仕方ないのです。