わかやま新報
とらふすクラシック・381
恒例!歌とピアノで綴るクリスマス
いよいよクリスマスです。12月21日(土)14時から、和歌山市本町2丁目のフォルテワジマ4階大ホールで、恒例の「“歌こそ命~Songs” 歌とピアノで綴るクリスマス」が行われます。一年前の10周年記念コンサートは、和歌山城大ホール、ストリングスを交えスペシャルに行いましたが、11回目となる今回は、新な歌姫を迎えての開催です。その5人の歌声が、世界の名器・ベーゼンドルファーのピアノ伴奏にのって、ウインターシーズンの街に響きます。
シンガー・ソングライターの刀禰知美さんのソウルフルな歌声で幕があきます。クリスマスのポップスやスタンダードを温かい雰囲気で歌い上げます。
続いて、宝子さんの「ボッサ」なリズム。南米で生まれた夏のリズムは、今や年中親しまれています。透き通ったナチュラルボイスのボサノバなクリスマスです。
紀州を歌う”ふるさと癒やし歌”で初の和歌浦選歌をだしたばかりの演歌歌手の宮本静さん。新曲と共に昭和歌謡から冬の歌を、ピアノアレンジで披露します。
ソプラノ歌手・瑞樹比美香さんは初参加。12月に発売されたファーストアルバムから、「アヴェマリア」やオペラ・アリアの人気曲を教会気分で綴ります。
同じく初参加のジャズシンガー・神前理恵さん。伝説のヴォーカリスト!スタンダードはもちろん歌謡曲も情感たっぷりに、歌い、盛り上げてくれます。
そして、フィナーレは、ヘンデルのオラトリオ『メサイア』から作られた「もろびとこぞりて」。ご参加のみなさん全員で声を揃えて、ジョイ・トゥ・ザ・ワールドと締めくくります。
ピアノ伴奏は木谷悦也さん。音楽大学を経て、欧州で10年間の劇場付ピアニストを務めてきた洒脱なピアノは、5人の歌姫を楽しくサポートしてくれます。
この演奏会は、観覧無料ですが、お一人1000円以上の投げ銭を集め、出演アーティストの皆さんの来年の活動資金の一助にするのが恒例となっています。楽しんだ分だけ、応援をよろしくお願いいたします。