本日付け。とらふすクラシック・４３。
市民と共に44年「和歌山市交響楽団」
和歌山市交響楽団理事 高橋巧二
和歌山市には44年の歴史あるオーケストラがあるのをご存知ですか？和歌山市交響楽団（以下「市響」）です。「名前は聞いたことあるけど活動しているの？」と思われる方も居られるのではないでしょうか。はい、毎週日曜日に4時間みっちり練習しています。今回は、2月12日(祝)に和歌山市民会館で行う「第43回和歌山市交響楽団・市響合唱団演奏会」のご案内です。
まずは市響の歴史を少し。市響は1974（昭和49）年、徃住雅司和歌山大学教授のご尽力により、和歌山市の委託事業団体として発足したアマチュア市民オーケストラです。毎年7月に行なう定期演奏会は今年で53回を数え、澤和樹先生をはじめ和歌山にゆかりのある著名な音楽家や若手演奏家の方々をソリストに迎え、和歌山市民に郷土の音楽家を広く知って頂くとともに、市響自身も技術向上に努め、今年7月1日の定期演奏会では、プロでも難曲と言われるバルトーク「管弦楽のための協奏曲」に挑戦するまでに成長してき
ました。また、毎年2月には市響合唱団や市内中学校合唱団との合唱曲にも力を注ぎ、2004（平成16）年地元の音楽家との共演など和歌山市の音楽文化向上への貢献が認められ、和歌山市文化奨励賞を受賞させて頂き、昨年8月には和歌山市民オペラ協会主催「魔笛」全2幕のオペラ演奏もさせて頂き好評を博しました。
さて今回の演奏会は、2月12日(祝) 14時から和歌山市民会館大ホール。お子様連れ大歓迎、母子室もあります。是非、お気軽な気持ちで祝日のお昼にゆったりしたお時間をお過ごしになられては如何でしょうか。入場料は1,000円（学生500円／未就学児無料）。意外と？コスパのいい演奏会が身近にあることにお気付きになられると思います。共演は、合唱：市響合唱団、貴志･東和･日進･明和中学校合同合唱団、オーボエ独奏は足立昌子さん（市響団員）です。問合せは、同市民会館（073-432- 1212）まで
プロフィール 高橋巧二 1957（昭和32）年大阪市生まれ、和歌山市在住。和歌山大学在学中に和大交響楽団と和歌山市交響楽団に在籍。現在、和歌山市交響楽団理事、関西トランペット協会会員、アマチュアトランペット奏者
クリック→
