縷々のつぶやき

昭和11年創業!岩喜蓄音機店の3代目店主。現在は、LURU MUSICとして、CDショップ、音楽ホール、音楽制作、音楽イベントなどの企画運営を通じて、地域から世界を楽しくすることを日々楽しんでいます。旧:演歌商店のつぶやき。

三尺大太鼓とオーボエ


昨日のLURU Classic CAFEには、
このホールをお願いした内田音響設計室の内田さんが
観客の一人として来てくれました。
久方ぶりの来和でした。


太鼓とオーボエがどう響くか聴いてみたかったそうです。
お願いした仕様からは、想定外の太鼓の大音響と
ダブルリードで響の少ないオーボエがどう響くのか・・・
専門家の知見からは、異種格闘ような楽器の組み合わせに
興味をもたれたのは、当然のことだったようです。


こういうジョイントは、狙って組み合わせするわけでなく
毎月4組のブッキングをすすめる中で
たまたま、自然にそうなったわけですが
内田さんには、滅多にないチャンスとうつったようです。


さて、三尺大太鼓の振動はパワフルで
リハーサルでは、ドリンクカウンターのワイングラスが
あまりの振動で落ち割れてしまったくらいです。
ステージ後ろのカーテンを使い少しデッドにした本番は
「心配しましたが、綺麗な低域でよかった!」と
     内田さんも自画自賛
実は、太鼓奏者の原ケイジさんにお願いし
三尺大太鼓を事前に持込&試打してもらっていたのですが・・・
観客の皆さんに、気持ちの良い重低音を
体験、まさに聴くでなく体験いただけたと思います。


オーボエは、奏者の太田愛美さんに
演奏後、内田さんが簡単なヒヤリングをされました。
観客サイドの響きは、ワタシも充分だったと思いましたが
ステージでの演者にどう響いたか確認されていました。
太田さんの率直な感想は大満足だったようで
内田さんも安堵でホールを後にされました。