縷々のつぶやき

昭和11年創業!岩喜蓄音機店の3代目店主。現在は、LURU MUSICとして、CDショップ、音楽ホール、音楽制作、音楽イベントなどの企画運営を通じて、地域から世界を楽しくすることを日々楽しんでいます。旧:演歌商店のつぶやき。

龍神小唄リターンズ・1 ドーナツ三昧

実に久方ぶりに、龍神村へ行くことになった。
島倉千代子都はるみ・古都清乃が唄う!和歌山の歌全曲集”に収録された
島倉千代子さんの「龍神小唄」のドーナツ盤を役場に返しにいくのだ。
先日、歌の文化講演会を行った沙門宏幸さんが、
この曲のルーツを龍神村の役場(今は、田辺市龍神村行政局)に
取材に訪ねた折、8月末までの期限で、お借りしてきていたのだ。


何十年かぶりの龍神村は、高速を経て有田から入ると
1時間半ほどで、あっけなく着いた。
もっとも和歌山市寄りの、小家地区だが・・・

そこの六軒並んだアトリエ龍神の家小家の
Visual & Craft Designer・溝端秀章さんのアトリエに立ち寄った。
溝端さんは、ドーナツ盤型の”和歌山ブルースの歌碑”も手がけていたので
これこれと、雑多に積んだ作品の中からモックを持ちだしてくれた。
この模型を見るのは初めてだ。
そして、溝端さんはもともとぶらくり丁に住んでいたのだ。

ドーナツ盤を返しに役場にむかった。
小家からは、30分ほどだ。
初めてみる庁舎は、龍のイメージたっぷりだ。
日高川にそって建ち、川床のようなテラスや
ミュージアムのようなロビーと、とてもユニークだ。
応接には、小説「日高川」の有吉佐和子さんの額もかけられている。

ご担当の方に、御礼を申しあげ
弊社の”和歌山の歌全曲集”を1枚謹呈させていただいた。
また、「龍神小唄」のカップリングの「龍神温泉ばやし」は
CDRにしてお届けさせていただいた。
中山晋平さん作曲というこの曲について、また書き添える。

それにしても、ジャケットは「竜神小唄」で
歌詞カードやレーベルは「龍神小唄」
この謎は残ったまま・・・
天下の名湯・龍神温泉に向かった。
やはり、役場から30分近く走る。
元湯となりの下御殿に、運良く入浴できた。
混浴といふ小さな露天風呂に入った。
水かさの増したままの日高川はそれなりの風情があった。

さらに高野龍神スカイライン方面に
道の駅・龍神に向かった。

島倉千代子都はるみ・古都清乃が唄う!和歌山の歌全曲集”を
取り扱ってもらえることになった。
龍神名産の椎茸もドーナツ盤のようにみえた。

そして、となりのカフェに寄り道して
これまた、初めての高野龍神スカイライン
高野山に向かって走った。


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