大阪・新歌舞伎座のイベントにお見えになった
水森英夫先生にお話を聞く機会を得た。
宮本静さんが新曲「門前町は恋の町」の発売にあたり
ご挨拶に伺ったのだ。
この曲は、平成7年粉河(現紀の川市)で行われた
NHK「BS歌謡塾あなたが一番」で発表された曲で、
その後CD発売などされず、いわば幻のご当地ソングとなっていた。
昨年来、地元の商店街の方などからCD化を望む声があがり
2月19日、MEGCDで全国発売されたもの。
「どんな、曲だったけ・・・」という先生に
楽譜とiphoneのカラオケで、宮本さんの生歌を聞いていただいた。
「おっ〜いいね!」とお言葉を頂いたあと
作曲された往時のことをお話いただいた。
「星野先生が、BSの普及期に全国を廻られて歌を書いたのよ」
「粉河の曲は、僕が担当したの・・・」
「星野先生は、2〜3日前から滞在され現地取材されたと思うよ」
「詞がFAXが送られてきて、数時間で書き上げたかな・・・」
「当日は、会場だけで、町は行けなかったなぁ」
「町の雰囲気がよく出てるって、行ってみたな・・・」
粉河トンマカ通りや、粉河祭りを
明るく軽快に歌いこんだ「門前町は恋の町」は、
門前町の雰囲気を残す町並みに良く似合う
とりわけ、ゆるいS字カーブを描くトンマカ通りや
大門を眺める茶屋あたりでは、格別だ。
さすが、作詞・星野哲郎さん、作曲・水森英夫さん
あらためて感心してしまう。
地元の歓迎ぶりは、夏の粉河祭りに向かいさらに盛り上がりそうだ。
発売日には、舞台となった粉河寺で奉納歌唱と
ふるさと癒やし歌として、全国に広く普及する祈願が行われている。
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