縷々のつぶやき

昭和11年創業!岩喜蓄音機店の3代目店主。現在は、LURU MUSICとして、CDショップ、音楽ホール、音楽制作、音楽イベントなどの企画運営を通じて、地域から世界を楽しくすることを日々楽しんでいます。旧:演歌商店のつぶやき。

74回目の創業記念日と未来型レーベル

昭和11年11月12日が弊店の創業日です。
今日が74回目の創業記念日となります。
先般、県立図書館に行った折に
朝日新聞和歌山版の昭和43年度保存版を見る機会がありました。
365日がA3版に縮小され、厚さが5センチ位・・・
その中に、弊店の広告を発見し写してきました。
 
昭和43年の1月の広告↑はレコードがメインですが
同年3月(写真右)になると、新しいメディア・音楽テープによりシフトされています。
同時にハード兼業からソフトに軸足が移ったこともわかります。
この年は、和歌山駅に駅ビルができ商業も消費も変わった節目の年でした。
学生ながら、店頭でレコードを売り宣伝も担当しておりましたので
この広告もコピーも私がつくったっものとおもわれます。
映画広告欄には、洋画専門館の日の丸劇場
すぐ下には、紀本よしおさんのライブの宣伝が見えます。


また5月には、
美空ひばりさんの公演があったようです。
この当時は、個人名で興行されていたんですね。
5000人は入ると言われた
和歌山県立体育館で
2日にわたり3回の公演で、
人気のほどがわかります。
但し、この広告は当日に掲載されたものです。
残念ながら洋楽少年だった私には記憶がありません。
それは、この年の9月に発売された
「和歌山ブルース」も同様でした。




さて昨日、未来型サバイバル音楽論―USTREAM、twitterは何を変えたのか (中公新書ラクレ) を読み終えました。
4回にわたり一部受講した講座が単行本になったものです。
かぐや姫の「神田川」のデレクターだった牧村憲一さんと
売り出し中の津田大介さんの考えは、分りやすく希望に満ちています。メディアがシフトしたこれからの時代に、相応しい”音楽の場”ミュージックマートを創り出せそうです。





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