都内のいつかの演歌専門店を周った。
折り良く、3つのお店で店頭キャンペーンが行なわれていた。
というよりも店頭キャンペーンを見学に行ったと言うのが正しい。
昭和の時代を残す店舗に、演歌は映像的に良く映える。
しかし商売の厳しさは、売場をみれば一目でわかる。
そういう中、キャンペーンを継続するお店の努力には頭が下がる。
店内売場に臨時の席を設けたり、
自前の立派なホールに整理券まで発行したり、
商店街の雑踏に即売台をだして文字どうりの店頭販売などなど・・・
店頭キャンペーンでの店の役割は、ファンを集めること、
もしくは周知のスペースを提供することだと思っている。
そして、歌い手さんはそれに見合う歌唱を披露することになる。
このバランスが成り立ってこそ売れて、お客様はじめ、みんなOK!となる。
だから、ファンはお店に付けるのが正しいと思っている。
歌い手さんがお店のことをマイクで一言も触れなかったり、
お店のスタッフが話さず、メーカー?さんがすべて司会をしたり、
一人の歌い手さんの2会場では、ファンの半分が同じ顔ぶれだったり、
どうも少しズレているような気がする。
このお店のイベントはいつも楽しくて
キャンペーンに来た歌い手さんを応援したくなる。
そんなことを言ったら青臭いのかもしれないが・・・
弊店にも、東京から追っかけてきたファンがお見えになったこともある。
それはそれでとても嬉しいのだが、
本来は、お店のエリアにお店のファンを創ること。
東京でこうだから、地方ではもっと厳しいが
新しい店創りには、課題として取り組んでいきたい。
あるお店で、歌い手さんに同行していた旧知のメーカー宣伝課長さんとばったり
「どうしてここに?」と驚かれてしまった。
「新しい店創りに、キャンペーンを勉強にきてまんねん」とそのまま反した。
クリック→