縷々のつぶやき

昭和11年創業!岩喜蓄音機店の3代目店主。現在は、LURU MUSICとして、CDショップ、音楽ホール、音楽制作、音楽イベントなどの企画運営を通じて、地域から世界を楽しくすることを日々楽しんでいます。旧:演歌商店のつぶやき。

川柳を唄う・・・川柳ソング

Enka2008-08-31

この28日に、第3回モンティグレ川柳大会が行われた。
前回までは、和歌山のおばちゃんこと桂枝曽丸さんの
”おばちゃんの日”にちなみ
おばちゃんをお題にした川柳を募集してきましたが、
今回は趣向を変えて、お題は「人間なんて」・・・・


応募作品は、まず41句にノミネートされて
色紙に、草山先生のアート書で描かれて
モンティグレ1F・宮脇書店横の特設会場に展示されました。

そして一般のお客様による人気投票を行いました。
その投票結果の開票と三浦先生たちの審査で、
大賞1作と佳作5作を決定し発表するイベントが、モンティグレ川柳大会。
参加費は1000円なのですが、50名近い参加で
まず盛況&成功といえるでしょう・・・。


まず、和歌山信愛女子短期大学の三浦准教授による川柳講座「人間なんて」
   人間に対する優しい温かい想いと
   風刺、ユーモアという川柳のエッセンスを熱弁!
そして、草山先生による”筆でないもので描く”アート書
   リクエストの字や言葉を、割り箸やするめイカですらすら・・・・
   目の前の妙技に、感動の拍手!

その間に、審査が完了しいよいよ大賞の発表です。
おめでとうございます!


  大賞 松山三代 「まだ後期 人間なんて 末期まで」
  佳作 逸木菊子 「就職難 果ては阿修羅か 観音か」
     渡辺恭朗 「暑さよけ 猫におそわる 対比場所」
     高橋昌子 「孫の顔 おばちゃん似と おだてられ」
     小林千代子「姥ざかり サプリメントで 棚あふれ」
     上地登美代「こんなものさ 人間の掘る 嘘の穴」


最後に、本日のハイライト!
日本初・川柳ソングのパーフォマンスです。
入賞川柳に即興で、メロディーをつけてピアノ弾き語りで披露する試みです。

ジャズやシャンソンで活躍する山本友彦先生が
見事に、3作品を作曲?し歌いあげました。
これは、なかなか素晴らしく全員の驚きと感動の大拍手となりました。


お楽しみ抽選会も行われ、
参加者全員がノミネートされたアート書の色紙を
記念品としてお持ち帰りになる笑顔がとても印象的でした。
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