今日から、ジェロ君のカバーズが売り出される。
ご存知のように。発売日の前の日から店頭に並ぶのだ。
- アーティスト: ジェロ
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2008/06/25
- メディア: CD
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とても楽しめるアルバムに仕上がっていて聴き応えがある。
凄いのは、何度聴いてもその度に、聴く楽しみが増えること。
そして、少しだけ何かの素養があれば、
その楽しみはその分だけ増える・・・そういうつくりのよう。
ありがたいことに、丁寧な宣伝用のパンフがあり、
楽曲ごとの制作意図や聴きどころが、わかりやすく解説されている。
歌謡曲に限らず、邦楽のアルバムでは珍しいことだ。
これを機に、ライナーノートを封入できればと思うくらい・・・
ただし、このパンフはCDとは別物で、単なる宣伝パンフ
弊店では、お買い上げの方に先着でポスターと同時に付けるようにします。
アルバムの楽しみ方が大いに増えますから・・・。
そこには、サンタナ風のギターとか、ドゥービー風のノリとか、
ここまで明かすことないでしょうというくらい、もろもろが書き込まれています。
その時代のロックを聞いた世代には、とても嬉しく感じてしまいます。
だから、アルバムとしては、聴き応え充分なのです。
さて、ジェロ君の歌唱も素晴らしく
歌声だけでゾクッと感動させてくれます。
美空ひばりさんやちあきなおみさんの
カバー・アルバムを聴くと得られる同種のものです。
ただそれは、まちがいなく感動を伝えるものなのですが、
同時に、まだまだ上達する可能性をも秘めているようです。
7曲目の堺正章さん「さらば恋人」は
デトロイト風に、力強くカバーした山崎まさよしさんに比して
ピアノ・ウッドベースにピアニカという、
しっとりアレンジで好対照・・・。
ともかく、このアルバムは
きちりとしたプレゼン付き売場を作って売りまくるしかないなぁ。。。
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